アカヤシオの三ツ岩岳
- 里宮から周回 -

【年月日】

2006年4月22日
【同行者】 多数
【タイム】

タイムとらず

【地形図】 十石峠

馬頭尊1
馬頭尊2

 山中谷は新緑が始まったばかりで、淡いもえぎ色の山肌にこれまた淡いピンクのヤマザクラが点々と咲き、岩場には濃ピンクのミツバツツジが咲く、いい季節を迎えていた。

 登山口は、前回来たときにはなかった大仁田ダムの直下。

 駐車スペースの前にたくさんの馬頭尊が立てられていたのだが、この前来たときにこれがあったかどうか、記憶が定かでない。
 水没地にあった石仏・石碑を一堂に集めたものかも知れない。

イヌブナの芽生え
ユリワサビ

 登山口周辺の陽当たりにはムラサキケマン。
 スギの植えられた登山道にも、ユリワサビ、コガネネコノメソウ、ヨゴレネコノメ、ハシリドコロ、エイザンスミレなどがそこここに咲いていた。
 ハナネコノメも多いが、やや色あせていた。

アカヤシオ
エイザンスミレ

 尾根に上がると、よい天気。
 晴れているので暑いくらいだ。

 アカヤシオはようやく咲き始めといったところか。
 ヤマガラやクロジがさえずっていた。

 しばしの登降で竜王権現との分岐。
 このあたりから尾根の両側はアカヤシオばかり。
 中にはみごとに咲いている株もあって十分に楽しめた。

 山頂付近からは浅間・妙義・草津・榛名・武尊などの山々が春霞の中に浮かんでいるのが望まれた。
 もっとも展望のよい三角点はおおぜいのハイカーで満員だったので、竜王権現方面に少し下った広場でにぎやかな大休止。

 気分のよいところで、里宮へ急降下で戻った。

 帰りに近所の川でヤマメも釣れた。