ツツジ是好日
- 住居附から笠丸山 -

【年月日】

2005年5月10日
【同行者】 Uさん
【タイム】

住居附(13:40)−笠丸山(15:10-16:00)−住居附(16:50)

【地形図】 神ヶ原 ルート地図

直下から望む山頂
トウゴクミツバツツジ

 地形図で水線のある小沢(1本南の沢)をウシトラ沢と誤認して、消え消えの踏みあとをたどる。
 地形図を持っていったのだから、それを開きさえすれば誤りだとすぐにわかったのだが、めんどくさいので、小沢を強引に詰めた。

ヒカゲツツジ
アカヤシオ

 モミジガサが群生する中、沢をからんで行くが、源頭まで行くと困りそうな気がしたので、途中から支尾根に急登した。
 この尾根には踏みあとなし。
 だが、トウゴクミツバツツジがぽつぽつ見られるので、いい感じ。

 地蔵峠から来る登山道に出ると、山頂は近い。
 トウゴクミツバツツジは、満開だ。

 ピークの岩場下には、ヒカゲツツジ。
 これは地味だが清楚な花だ。

 ロープのかかったところを急登して頂稜。
 右に少し行ったところが、三角点だった。

 ここはあいかわらず展望がよい。
 まわりの山はすべて見えるのだが、天気がよいので、この日は御座山の向こうに八ヶ岳まで見えていた。

 山頂の周囲はトウゴクミツバツツジ、アカヤシオ、ヒカゲツツジが咲き乱れていた。
 アブラツツジのつぼみもあったが、こちらはあと10日くらいたたないと咲きそうにない。

コナラの実生も葉を広げて
タカノツメ

 食事をすませてから出てきたので、ツツジと展望を肴に、軽いお酒とコーヒーでまったり。

 雲が出てきたと思ったら、アマツバメがたくさん飛び始めた。
 ここの岩場に巣を作っているのだろう。

コヨウラクツツジ
ヤマツツジ

 いい時間になったので、タカノツメなど摘みながら、尾根コースをのんびり下る。
 新緑の中、ヤマツツジの鮮赤色が目にまぶしい。

 センダイムシクイ、ジュウイチ、ツツドリ、ヤブサメ、ウグイスなどを聞きながら住居附登山口に戻った。