名前にひかれて登る山もある
−物語山−

【年月日】

1990年11月23日
【同行者】 単独
【タイム】

林道入口(11:00)−西峰(12:00)−物語山(12:15)
−林道入口(1:35)

【地形図】 荒船山

物語山から妙義山群を展望する
 林道の終点近くから左上を見あげると、ナラ類の黄葉と青空にメンベ岩が映えてなかなかみごと。

 林道終点から沢に沿ってほんの少し行くとすぐに物語山への道標。
 ここから左のスギの林のなかの急登。

 わずか登ると小尾根を乗っ越す。
 そこから少し山腹を巻き、小石の多い急な道をジグザグに登っていくとほどなく、尾根の上の鞍部。
 一休みしたいところだが、西峰まで3分と書いてあるのでメンベ岩が見えるかと思い登ってみるが、西峰は雑木の中で、展望は良くなかった。

 ふたたび鞍部に戻り、本峰へ。

 灌木の多い尾根を登り、小突起を越えていくと、物語山の小さな頂上。

 雑木が多いが、一部が伐開されていていて、目の前に浅間、妙義がよく見えた。
 晴れてはいるが、浅間の方には雲が沸いており、時々風が吹き過ぎる。

 食事のあと早々に下山にかかる。
 頂上下の小突起からは、荒船山が雲に洗われているのが雑木ごしに見え、迫力があった。