奥名郷から天丸山

【年月日】

1990年3月14日
【同行者】 単独
【タイム】

登山口(6:25)−社壇乗越(7:00)−県境(9:15)
−天丸山分岐(10:20)−天丸山(11:20)
−社壇乗越(1:10)−登山口(1:45)

【地形図】 両神山

天丸山から浅間山を望む

 奥名郷先の登山口を6時半出発。
 社壇乗越めざしてまっすぐ登る。

 社壇乗越からは御荷鉾連山の眺めがなかなかいい。二子山、八丁峠から両神山にかけての稜線、赤岩岳などもよく見えた。
 キツツキが木を叩く音が響くほかには、音は聞こえてこない。

 社壇乗越からは、馬道を行く。
 馬道は、材木搬出作業中で、なぎ倒された木材が散乱していた。
 ササヤブのために、歩きにくいところが多い。

 天丸山の分岐点から5分くらいで岩から水が垂れているところがあった。
 ササヤブ、ガレ場を交互に通過し、「禁猟区 埼玉県」と書いた立て札の立つ県境の鞍部に立つことができた。

 県境稜線をチョウズケに向かう道は、はじめはよい道だが、前方に巨岩がたちはだかり、その左を巻くあたりからヤブは最高に濃くなり、前進不能。
 やむなく、天丸山に転進。

 馬道の分岐点から、右前方に天丸山を見ながらササの中を急登すると小さな尾根の上。
 尾根を急登すると、第3ピークと天丸本峰との鞍部。

 鞍部からの登りは、「壁」といってよいほどに急傾斜。
 雪が多いと怖さが緩和され、どんどん登れた。

 樹林に囲まれているだけに展望は、かなり貧弱。
 しかし、樹林ごしに浅間山、ぶどう峠から御座山にかけての稜線、北八ツ、下ヤツウチグラ、諏訪山、八ヶ岳、チョウズケなど。

 いい加減ササにはうんざりしていたので、来た道を戻った。