ヤブに阻まれブドウ狩り
−霧積温泉から留夫山−

【年月日】

2011年11月14日
【同行者】 Uさん
【タイム】

登山口駐車場(7:33)−展望台(8:30)−桟敷山(8:45)−登山口駐車場(9:26)

【地形図】 嬬恋田代 ルート地図

ヒナウチワカエデ紅葉(大きな写真)
クチベニタケ

 紅葉の盛りは過ぎたが、初冬の風情と温泉を目的に、きりづみ館から留夫山を周回しようと出かけた。

 きりづみ館駐車場わきに、「熊野神社へ」という道標がある。
 尾根伝いに熊野神社に行くものと考えて、この道に入る。

 最初は、カエデ類やイヌブナの林。
 足元には、クチベニタケがいくつも出ていた。
 登山口近くの紅葉には、ちょうどよかった。

ハウチワカエデ落葉
アズキナシ落果

 小尾根に登ると、十六曲峠あたりの、すっかり葉を落とした稜線が望まれた。
 中腹のブナ林は、まだたっぷりの葉をつけていた。

 アズキナシの大木から、霜げた実が落ちていた。
 傾斜が出てくる手前からは冬枯れたカラマツ林。
 キヌメリガサももう、ほとんど出ていなかった。

コムラサキシキブ
ヤマブドウ落果

 トラバース道と尾根道の分岐近くで、ヤマブドウの実が大量に落果していた。
 手に届くところにはなかったが、落果したのを拾うだけでも、ザックが十分に重くなった。

 道なりに進むと、少し下って、熊野神社に至る林道に出る。
 これではダメなので、留夫山手前鞍部に至る道を探す。

ミズナラ大木
メグスリノキ紅葉

 スズタケのヤブを突破すると、トラバース道を見つけることができたので、それをしばらく行くが、すぐに消滅。
 斜面を直上して尾根上の踏み跡に出ようとしてスズタケを再び突破したが、尾根上にも踏み跡はなく、スズタケの密ヤブが続いていたので、この破線路は廃道と判断して、それ以上の登高をあきらめて、きりづみ館へ戻った。

きりづみ館
ヤマブドウ(大きな写真)

 きりづみ館の風呂は久しぶりだった。
 広い六角風呂を独占することができて、よく温まった。