のんびり蝶見散歩
−高峰山−

【年月日】

2010年8月22日
【同行者】 Uさん
【タイム】

車坂峠(9:02)−高峰山(10:51-11:19)−高峰温泉(12:00)−車坂峠((12:30)

【地形図】 車坂峠 ルート地図

ウラギンヒョウモン(大きな写真)
ヒョウモンチョウ(大きな写真)

ベニヒカゲ1(大きな写真)
ベニヒカゲ2(大きな写真)

シータテハ(大きな写真)
アサギマダラ(大きな写真)

 久しぶりに精米山行。

 途中、PAで眠り込んでしまったので、車坂峠に着くのが思っていたより遅くなった。
 夏休み中、ここの駐車場はたいへん混雑するのである。
 ようやく駐車スペースを見つけて、高峰温泉ホテルのわきから、ごくゆっくりと歩き出す。

 そこら一帯でヤマハハコとマツムシソウが咲き乱れており、ヒョウモンチョウやウラギンヒョウモン、クジャクチョウが飛び回っていた。
 中でもクジャクチョウの数がたいへん多く、いたるところで飛んでいるといっても過言ではなかった。
 数ある中型蝶の中で、クジャクチョウは、紋様の美しさで際立っていると思うのだが、それが大乱舞しているのだから、なかなか壮観な光景だった。
 クジャクチョウの多くは、マツムシソウにとまって、吸蜜を争っていた。

クジャクチョウ(大きな写真)
アカトンボ(大きな写真)

 アキノキリンソウ・シャジクソウ・イワインチン・ツリガネニンジンなども咲く中、ほぼ平坦な尾根を行くと、粒ヶ平。
 ここから南へしばらく行ったところが、高峰山の山頂だった。
 位置は、地形図で高峰山とあるところよりやや南になる。

 岩塊のピークには、コキンレイカやヒメシャジン・イブキジャコウソウがいくつか咲き残り、高峰神社の小祠が置かれていた。
 ご神体は、小祠のある岩らしかったが、年配の夫婦が岩の上に座り込んでいた。

ヤナギラン
シャジクソウ

 しばらく休んで、今度は粒ヶ平から高峰温泉のほうへ下る。
 こちらの道は、ササが多く、花も蝶もあまり見ることはできなかった。

イワインチン
ホオジロさえずる

 車道に出てから、高峰林道を駐車場まで戻ったが、両側のスキーゲレンデでは、ヤナギランやヤマハハコが咲き乱れていて、なかなかよかった。
 帰る前に、久しぶりに高峰温泉で汗を流したが、ここも相変わらず、いいお湯だった。