城址から城址へ
- 小倉城址から割谷城址 -

【年月日】

2023年7月22日
【同行者】 単独
【タイム】

道の駅小川町(11:51)−MTB−嵐山渓谷駐車場(12:18)−小倉城址(12:39-13:11)
−石碑群(13:46)−物見山(13:56)−大日山(14:14)−割谷城址(14:34)
−仙元山(14:49)−見晴らしの丘(15:09)−道の駅小川町(15:34)

【地形図】 安戸 武蔵小川 ルート地図 (マウスホイールで拡大・縮小 青線は自転車走行)

 少々出遅れたが、道の駅小川町から自転車で登山口へ。

 途中、島根集落の八宮神社にお参り。
 天保年間の建築という。

八宮神社
小倉城址

 登山口手前の、嵐山渓谷駐車場に駐輪して、尾根にとりつく。
 いきなりだが、ハグロトンボが乱舞。
 このトンボは陽の当たるところが好きでないらしく、日陰を選んで飛ぶ。

 平坦な尾根をしばらく行き、切岸らしき急斜面を巻き登ると本曲輪跡。
 かなり広く、実力のある武将の城だと知れる。
 関東平野を見下ろす展望台は土塁跡と思われるが、風が抜けて気持ちよいので、ここで大休止。

石碑群
やまゆり

 その先も概ね、平坦な尾根が続く。
 植林が多いので飽きてくるが、ちょっとしたピークに数基の石碑が立っていた。

 「小御岳」と彫られた碑は、風化が著しい。
 「仙元大日神」と「庚申」という碑は新しそうだ。
 「大正六年 正社員」には、おおぜいの名前が彫り込んであって、ここは地域の里修験の講員による祭祀の場だろうと思われる。

割谷城址
ハグロトンボ

 大日山から植林の切れ目に笠山と堂平山。
 ここから日影バス停への道標もある。
 このコースには、手作りの道標がたくさん立てられていて、とても助かる。

 おそらく何も見えないと思われる不思議な展望櫓の近くで、ヤマユリが咲いていた。
 ヤマユリはやはり、山道で咲いていてほしい。

 割谷城は、小倉城に比べればやや小規模だが、やはり武将のものだろう。
 土塁上に青石が葺かれているのだが、もとはどうなっていたのだろう。

 少し下って、仙元山まで緩やかに登る。
 よく踏まれた分岐がたくさんあるので、ここは慎重に行く。

ヤブミョウガ
寄居町・正樹院

 このあたりで、ペットボトル一本消費。
 さすがに暑い。

 見晴らしの丘という遊園施設で飲み物を買って、道の駅へ下った。
 このあたりからまた、ハグロトンボがたくさん飛んでいた。

 帰宅する前に寄居町で買い物をしがてら、正樹院へお礼参り。