ほぼずっと植林
- リュウゴッパナからタカハタ -

【年月日】

2023年2月23日
【同行者】 単独
【タイム】

道の駅東秩父(9:10)−浄蓮寺(9:19)−物見山(10:15-10:42)
−リュウゴッパナ(11:19)−タカハタ(12:31-12:43)−花水山(13:00)
−大霊神社(13:36)−八幡山神社(13:45)−道の駅東秩父(14:03)

【地形図】 安戸 武蔵小川 ルート地図 (マウスホイールで拡大・縮小)

 道の駅東秩父の駐車場からスタート。

 まずは浄蓮寺へお参り。
 入口にお題目の石柱があって、日蓮宗系のお寺と知れる。
 とても広い境内である。

浄蓮寺稲荷堂
上田朝直墓所

 墓地へと進むと、上田朝直の墓所。
 大築城を築いたとされる国衆だ。

 その先で道が消えたので、鹿道利用で尾根へ急登。
 道はないが、ヤブもないので直進すると、林道。
 しばらく林道を行く。

 物見山への踏みあとを急登。
 展望皆無だが、朝食をとってこなかったので、早くも大休止。

 さらに尾根を行くが、植林地が続く。
 林道を渡り、次のピークを左から巻く。

 その先がリュウゴッパナ。
 ここは雑木林でやや明るいが、展望はない。

 近くの朽ち木に「k.s.c. 井上昌子」と記された山名板らしきものが下がっていた。
 この名前を見たのは久しぶりだ。
 井上昌子はk.s.c.という山岳団体の会員だったのか。

ヤブツバキ
板碑群

 ここから林道へは急斜面を下るのだが、最後のところが吹付け擁壁や崖になっていて、降りられなくなった。
 ここも擁壁の切れ目をずり下った。

 周回コースを考えていたので、しばし林道を行って、ガードレールの切れ目からめざす尾根に入る。
 ここもずっと植林。

 下りメインなので、タカハタまですぐだった。
 ここで小休止。

 その先、花水山まで同じようなところを行き、薄い踏みあとを拾って北への尾根に入る。
 下っていくとヤブに突入。
 ヤブを突破すると果樹園で、電気柵が張られていた。

 地形図の破線をあてにしていたが、実際には存在せず、人家の裏までヤブを行ってようやく道路に出た。

大霊神社
八幡山神社

 槻川を渡ったあと、道の駅に直行するのでなく、近くの神社を見に行った。

 まずは大霊神社へ。
 五基の大きな板碑が目を引く。
 板碑には題目が彫られており、浄蓮寺の関連のものかと思われる。

 調べてみると、全て1500年代のもので、戦乱時代の信仰を反映したものだった。

 大霊神社には30数年前に訪れたことがある。
 社殿横の忠魂碑を調べに来たのだった。

 当時、役場で聞いたら、ここの忠魂碑は敗戦後、進駐軍に破壊されることを恐れて、地中に埋めて隠したそうだ。
 独立後、碑を掘り出し、校庭の奉安殿を移転して神社化し、忠魂碑も再建したとのことだった。

 少し行くと、八幡山神社の入口。

 八幡山神社はここの村社で、八幡神社と山の神神社を合祀して八幡山神社と改称したと、由来書にあった。
 八幡神はいくさの神だから、やはり戦乱の時代を背景としていたのかもしれない。

 ショートコースだったが、けっこう疲れた。