晩秋の日和田山

【年月日】

2012年11月22日
【同行者】 全部で17名
【タイム】

高麗駅(9:01)−日和田山(9:51-10:05)−物見山(10:45-11:15)
−北向地蔵(11:49)−ユガテ(12:24-12:37)−東吾野駅(13:32)

【地形図】 飯能 ルート地図

 今回の集団ハイクは、日和田山だった。
 予報はあまりよくなかったのだが、雲は多いながらも日は射しており、まずまず暖かなハイキング日和だった。

水場付近にある不動像
金刀比羅神社

 平日とあって、高麗の駅前は比較的閑散としていた。
 街中を通り抜け、九万八千神社の先から、公園のように整備された一角に入っていく。
 ここから日和田山に取りつくのは24年ぶりなのだが、前回来たときに、このように整備されていた記憶はない。

 小尾根に上がったところで、男坂と女坂の分岐。
 ここで男坂を選ぶと、水場で、男坂コースと見晴らしの丘コースが分岐する。
 見晴らしの丘コースに入ってしばらく行くと、金刀比羅神社前で三つのコースが合流する。
 ここは、山頂より展望がよい。

 山頂は、そのすぐ先だった。

日和田山頂の宝筐印塔(大きな写真)
山ノ神

 以前来た時と比べると、樹木が茂っていて、関東平野方面だけが伐開されていた。
 暖かい日だまりで、小休止。
 このメンバーは先月、雨の両神山・八丁尾根を縦走したばかりなので、あまりに穏やかな山に、拍子抜けしたかもしれない。

 その先のコースも、完璧に整備されているので、ただ登り下りしていくだけだ。
 高指山の先で車道に出ると、駒高の集落。
 快晴なら、富士山の頭が見えていそうだが、もやっていたため、そこまでの展望はなかった。

 山ノ神の小さなお堂を見て過ぎると、物見山の標識のある一角に登りついた。
 ベンチが整備されているところは、木が伐られていて暖かく、休憩適地だった。
 物見山の三角点にも行ってみたが、こちらは植林の中で、何も見えなかったので、陽だまりに戻って大休止をとった。

ユガテ分岐の道標(大きな写真)
ユガテで見た大木(大きな写真)

 ここから北向地蔵までは、軽トラックなら通れそうなほど、立派な道である。
 ただ、ずっと植林地なので、見るべきものは何もない。

 北向地蔵で車道を渡ると、ユガテへの道は、それまでに比べると細くなる。
 同じような植林地を行くのだが、多少の登り下りが出てきて、水の流れを渡ったりもする。

 権現堂への分岐には、大正期に青年団が建てた道標があり、「右 権現堂方面」「正 横手方面」「左 湯ヶ手方面」と彫られていた。

 緩やかな下りが続くと、樹種のよくわからない大木が見えて、ユガテに着いた。
 無人販売のみかんを楽しみにしていたのだが、平日なので今日は休みなのか、売っていなかった。

 ここまで、単発の中高年グループ以外に、小学校か中学校の遠足パーティにしか出会わなかったのだが、ここには、豚汁か何かを作ってくつろいでいる大パーティがいた。
 日和田山コースあたりになると、平日でも、たくさんのハイカーが歩いているものだ。

 ここから尾根コースを行く体力は十分残っていると思ったが、参加者が虎秀コースがいいというので、虎秀川沿いの車道を行く一般コースを、東吾野まで歩いた。