−役の行者から顔振峠− |
【年月日】 | 2011年11月26日 |
【同行者】 | 全部で14人 |
【タイム】 |
黒山バス停(9:20)−役行者(10:03-10:15)−顔振峠展望台(11:00-11:33) |
【地形図】 | 正丸峠 原市場 越生 ルート地図 |
夜祭の一週間前とあって秩父市内は、いかにも気ぜわしい風情だった。
この日は久しぶりに、電車やバスを乗り継いでの山行だった。
東飯能では時間があったが、高麗川での乗り換えは相変わらず忙しかった。
ひと気の感じられない温泉街は、陽が射さないから底冷えがする。
傘杉峠への道標を見て橋を渡り、少し行って役行者への道標で左に入る。
沢沿いから植林の小尾根に上がり、急登しばしで役行者のおかれた広場。 この一角は雑木林なのだが、低山だけあってまだ、紅葉がさほど進んでいない。 植林地のトラバースに入るとすぐ、バイクや自動車の行き交う奥武蔵グリーンラインに出た。
観光客やハイカーで賑わう顔振峠に来ると、快晴だけあって、奥武蔵・奥多摩の山々に加えて、大岳山と御前山の間から富士山の頭も見えていた。
展望台への道標がなくて少し困ったが、茶店の裏手に道がついていた。
北面が開けていて、関東平野の向こうに、真っ白に冠雪した谷川連峰までが、一望できた。
南側が開ける顔振峠でまた少し景観を楽しんだのち、下山にかかる。 植林地を淡々と下り、さらに吾野駅まで淡々と歩いた。 もったいないほどの好天のもと、予定よりもずいぶん早く下山することができた。
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