スギ林を抜けて関東平野へ
- カマド山から天覧山 -

【年月日】

2005年3月26日
【同行者】 Uさん
【タイム】

武蔵横手駅(12:20)−カマド山(13:15)−久須美峠(13:53)
−公園(14:20-15:08)−多峰主山(16:04)−天覧山(16:41)
−飯能駅(17:20)

【地形図】 飯能 ルート地図
【関連ページ】 奥武蔵の春

シキミの花
多峰主山のアセビ

 寒い日だったが、せっかくの休みなので奥武蔵へ。

 武蔵横手駅で西武線を降り、まずはカマド山に向かう。
 林道に入る手前で、びっしりと花をつけたシキミを見た。
 なかなか美しい。

 こちらもずっとスギ林の中の踏みあとだった。

 尾根へ急登してしばらくでカマド山。
 三角点の周囲だけに雑木が残されている。
 このあたりはヤブツバキが多く、花の盛りを過ぎていたとはいえ、なかなかみごとだった。

 ここから西への尾根に入ってしまい、しばしロスタイム。
 ここは三角点から南西へのちゃんとした登山道を行かなければならない。

 東峠からの縦走路に出て、ゴルフ場のへりを東へ。
 久須美峠の十字路を直進するとすぐに久須美集落との分岐。
 これも直進して、三角点手前のT字路。

 この先開発工事中と書かれた古い看板がある。
 地形図に記載はないが、この先一帯は新興住宅街になっており、横手台何丁目という地名までついていた。
 永田方面に下っていくと、陽当たりのいいところでミヤマウグイスカグラが咲いていた。

 住宅街に下りるところに広い公園があったので、ここで大休止。
 住宅街の向こうに多峰主山が望まれた。

 永田台・横手台は、なかなか高級そうな感じの住宅街で、ユニークな外観の家やこぎれいに手の入った庭を見ながら歩く。
 こういうところは現在地が把握しづらいのだが、GPSがあるので、だいたいの場所がわかって助かる。

 武蔵台に抜ける広い道路から踏みあとに取りつき、ちょっと荒れた山道を行く。
ヒサカキの花
 水道施設のようなところの近くで、フクロウが目の前を飛び去ったので、驚いた。
 こんな市街地近くで、フクロウがよく生きていると感心する。

 ひと登りで多峰主山。
 ここでは、アセビやヒサカキが満開だった。

 ここから天覧山までは、奥武蔵歩道。
 ブルで開削したらしい広い道だ。

 宮沢湖方面と見返り坂方面の分岐は、見返り坂へ。
 ここで、薄着・裸足でゴミを拾いながら歩いている人とすれ違った。

 ハンノウザサ自生地付近の田んぼあとはまだ冬枯れ同様の風情だったが、ヤマガラのさえずりが聞こえていた。
 鞍部から階段道を登って天覧山。
 犬の散歩に来たらしい人も多い。

 飯能駅までは、またもGPSに頼って歩いた。