早春の日和田山

【年月日】

2005年3月1日
【同行者】 Uさん
【タイム】

高麗駅−日和田山−北向地蔵−ユガテ−東吾野駅
タイムとらず

【地形図】 飯能

ツバキの花
マンリョウ

 日和田山ハイキングも久しぶり。

 どうしても席を外せない会議があったので、それが終わってから仕事を切り上げて、駅に向かった。
 芦ヶ久保あたりは雪で真っ白だったが、正丸トンネルより先では梅の花があちこちで咲いており、完全に春の気配だった。

 高麗駅で降りるのも久々なので鹿台橋への道がわからなかった。
 とりあえず日和田山に向かって歩いていくと、足元でいきなりキジが鳴いたので、驚いた。

 鹿台橋からは岩場方面の道に入る。
 何度か行った、岩場に行く道も忘れているのだった。

 岩場方面を示す道標に導かれて人家のわきの小道に入る。
 小道はすぐに尾根道と沢沿いの道に分かれる。
 尾根道はよく踏まれているが、沢に沿う道は倒木が多くて荒れている。

 尾根道に入りかけたが、思い直して沢道へ。
 ところがそれは失敗。
 岩場には行けなかったが、道はずっと続いており、足元にはマンリョウの赤い実なども見られるのだった。

 ザゼンソウかミズバショウのような植物の植えられた湿地を過ぎると、正規の登山道。
 いわゆる男坂と女坂との分岐だった。
 ここは、「見晴らしの丘」と書かれた男坂へ。

 一帯は、ハイキングコースというより、公園のように整備されていた。
 いつ咲いたものか、ヤマツツジが何株が咲いていた。
 見晴らしの丘から露岩の多い道を登って金毘羅神社前。
 ウィークデーとあって静かなので、ここで大休止。

 晴れていればいい日だまりなのだが、この日はあいにくの曇り案配。
 大岳山、御前山、蕎麦粒山など、奥多摩の山が寒そうに望まれた。

 じっとしていると寒いので、早々に出発。
 日和田山のピークでは、シルバー人材センターのみなさんが整備作業の最中だったので、休まず通過。

 高指山、物見山もピークに登らずに通過。
 時おり見かける、ツバキの花が鮮やかだ。

 軽トラックが通れそうなほど広い道をしばしで北向地蔵。
 岩トレに来たのはたぶん、このあたりだろう。

 車道を渡って、定番コースを少しでユガテ。
 以前よりなんだか荒れた感じがする。
 それでも、屋敷のまわりに植えられた梅がほころんでいた。
 畑にいたおばさんにあいさつすると、大根を1本くれた。

 虎秀川沿いの民家でも、梅の花がいい感じだった。