ササヤブの中をひたすら歩く
- 秋真っ盛りの矢岳 -

【年月日】

1993年11月3日
【同行者】 2人
【タイム】

タイムとらず

【地形図】 秩父

 ゲートからしばらくは林道歩き。
 矢岳登山口には、行方不明になった中学生の消息を尋ねるはり紙がビニール袋に入れて吊してあった。

 しばらくは杉の植林を行く。
 林業の作業現場のようなところから右に巻いていくと、ガレ場。
 枯葉が覆っていて踏みあとがはっきりしない。

 油断をすると道を見失いそうなほどスズタケの連続。
 下山途中のハイカーとすれ違い、先を急ぐ。
 岩場混じりの沢の源頭をいくつか乗っ越していくので、かなり危ない。

 1時半に矢岳頂上着。
 おそい昼食を済ませて早々に出発。

 背丈を没するスズタケをかき分けてしばらく行くと、烏帽子谷への分岐。
 林道終点までは、イタヤカエデの落葉が散り敷く、気分のよい道だった。