早春の武川岳はネコノメづくし

【年月日】

1993年4月10日
【同行者】 3人
【タイム】

タイムとらず

【地形図】 正丸峠 秩父

 12月に腰を痛めてから山に登るどころではなく、何もできずに過ごしていたが、きのこのコマ打ちも一段落したので、軽い山歩きと早春の花を見に、友人夫妻を誘って武川岳に出かけた。

 妻坂沢沿いにネコノメソウ、ヨゴレネコノメ、コガネネコノメ、ハナネコノメ、コチャルメルソウなどが咲いていた。
 水場の先のカタクリ群生地は、ほとんど開花していなかった。
 トウゴクサバノオやミヤマカタバミ、エンレイソウもまだで、アズマイチゲがようやくいくつか咲いていたが、去年より数はずっと少なかった。

 妻坂峠で小休止。
 ヤマトリカブトの芽がみずみずしい。

 のんびりと稜線を登って武川岳。
 腰を痛めて以来、久しぶりのピークだ。

 少し下ったテラスの上で昼食。
 登山口で摘んできたヤブカンゾウの甘さが何ともいえない。

 やや曇ってきたので早々に下山した。