粥仁田峠から大霧山

【年月日】

1989年3月4日
【同行者】 単独
【タイム】

橋場(7:30)−粥仁田峠(8:20)−大霧山(8:45)
−二子山(9:15)−旧定峰峠(9:45)−定峰バス停(10:30)

【地形図】 安戸

二子山から笠山を望む
大霧山から両神山を望む
 御花畑発5時38分の電車には人けがなく、私の乗ったところには、寄居までだれも乗ってこなかった。
 寄居で、東上線に乗り換え、小川町に着いたのは6時45分。
 ここから、東武バス。

 橋場バス停から、槻川を渡り、山の方へ向かうが、峠へ向かう近道を見逃したため、曲がりくねった舗装道路を少し余計に登るはめになった。
 三沢方面と二本木峠方面との分岐点の分岐点のすぐ上が粥仁田峠。

 ここからようやく山道。
 丸太の階段を登り切ると、大霧山頂。
 天気が悪いため、展望はあまり良くなかった。
 時間はまだ早いが、のんびりしていると、雨が降ってくる恐れがあったので、残念だが下ることにした。

 下っていくと、左に鉄条網で囲いをした牧場。
 その先のあまり顕著でないピークが二子山。
 二子山の尾根から道が山道と定峰峠へ行く道との二つにわかれる。
 ここから定峰峠(旧)はすぐだった。

 この峠はいかにも峠らしいものであるが、余計な案内板がいっぱい立っていて、気分をそがれる。
 峠から、ヒノキの苗の植林の中を下っていくとまもなく、定峰へ向かう県道。

 ここから、県道を下るといちじるしく遠回りになるので、定峰集落の入り口で畑仕事をしていたおばさんに道を聞き、集落の中を通っていく。
 それでもまたわからなくなり、別の人に道を教わってようやくバス停のあるところに行き着いた。

 ちょうど10時半。
 バスが10時45分に来たのは、幸運だった。