大持山から武甲山

【年月日】

1989年2月12日
【同行者】 2人
【タイム】

横瀬(9:40)−妻坂峠(11:50)−大持山(13:15-13:50)
−小持山(2:30)−武甲山(15:40)−自宅(18:15)

【地形図】 秩父

大持山から武川岳を振り返る

 横瀬駅から広い車道を歩いていくと、だんだん武甲山が近づいてくる。
 鉱山の採掘で満身創痍といった感じだが、真下から見上げた武甲はやはりりっぱだ。

 表参道方面と妻坂峠方面との分岐点から山道。

 妻坂峠に着いたのは、お昼前。

 大持山への登りは、両側に踏まれていない積雪があり、真ん中が深くえぐれた急登だ。

 ヒノキの育った植林を過ぎると、雑木林になり、小さなコブをこえると、大持山の肩が見える。

 肩に着くと、二子山、武川岳、伊豆ヶ岳などの見慣れた山々。

 1時15分に大持山頂。

 小持山へは、小さな登り下りを繰り返しながらの尾根歩き。
 時おり岩もまじるので面白い。

 小持山はとても見晴らしがよく、秩父市内や蕎麦粒山・天目山などもよく見えた。

 小持山からシラジクボへは深雪。
 石などが雪にかくれているのでとても歩きやすかった。
 尾根を下りきったところがシラジクボのタル。

 武甲山への登りは南斜面なので雪がとけていた。
 御嶽神社で荷をおろし、拝礼してから、神社の裏手を回って武甲山頂。

 山頂には立入禁止の立て札と金網。
 金網の向こうは広い工事現場で、石灰石の露天掘りをやっている真っ最中。

 しかし、展望はさすがにすばらしく、目の前に両神山が大きい。
 さらに蓑山・宝登山・大霧山・城峰・上州の山、うしろには三ツドッケから酉谷山にかけての山稜。

武甲山

大持山から
 山頂は非常に寒かったし、3時半を回っていたので、下ることにした。

 何番目かの避難所で腰をおろして休み、雪の中を下っていくと、まもなく長者屋敷の頭。

 右が雑木林、左が植林でその間が広くあいた防火帯が終わると、杉林の中を折れ曲がりながらおりてゆく長い下りだ。

 橋立川まで下りきったところで橋立林道。

 さらに歩いて、家に着いたのは6時過ぎだった。