信越国境・志賀高原の展望台
−高標山 −

【年月日】

2023年8月10日
【同行者】 単独
【タイム】

カヤの平案内所(9:46)−高標山登山口(10:08)−高標山(11:18-11:50)
−カヤの平案内所(12:53)−北ドブあずま屋(13:30-13:49)−ブナ教育園周回
−カヤの平案内所(14:39)

【地形図】 往郷 夜間瀬 鳥甲山 切明 ルート地図

 ちょっと出遅れて、長野インターを通過するころには早くも30度を超える気温になった。
 木島平市街地を過ぎ、林道に入るころから少しずつ涼しくなった。
 カヤの平の駐車場まで来ると、20度ちょいで、別世界だった。

ウラギンヒョウモン
ミヤマカラスアゲハ

 駐車場周辺はヨツバヒヨドリの群生地なのだが、ウラギンヒョウモンが数頭いただけで、蝶は期待したほど飛んでいなかった。
 林道に入るが、陽のさすところは暑かった。
 ミヤマカラスアゲハが木陰で休んでいた。

 登山道に入ると、ブナ林。
 根曲がり竹が生えているので、さほどきれいな森ではない。
 傾斜は緩やかで、歩きやすい。

 一部にカラマツ林がまじる。
 そろそろきのこが出る季節だと思うのだが、ベニタケ科のきのこが少し出ているだけだった。

 大きなブナも多い。
 トンビマイタケにはまだ早そうだが、根際を見ながら登る。

 

ダケカンバ奇木
妙高山と火打山

 傾いた道標の建つT字路は右へ。
 ここからは刈られておらず、ヤブをかき分けながら行く。
 道形ははっきりしているので迷うことはないが、放置すれば廃道化するのではないか。

 山頂近くで南から東にかけての展望地。
 信越・上信国境の山々と志賀高原が見えた。
 眼の前の巨大でたおやかな塊は焼額山か。

烏帽子岳から岩菅山にかけて
北ドブ湿原

 山頂には石の祠があって、西側が大展望。
 プリン山と火打山がよく見えてうれしい。

 目の下の傷だらけの山は高社山か。
 快晴なのだが、夏雲は多い。
 陽は当たるが、風が強いので涼しい。
 ここで大休止。

イワショウブ
老ブナ

 下りは、来た道を戻る。
 まだ早いので、北ドブ湿原へ。

 北ドブでは、6月に来たときとはちがい、ジャコウソウ・ミズギク・イワショウブ・ミズギボウシ・ウメバチソウ・ヤマトリカブト・ノアザミ・ヤナギランなどが咲いており、ニッコウキスゲは花がらになっていた。
 あずま屋まで行って、小休止。

 この日は東側歩道を下り、ブナ教育園を一周りして帰った。