やや遅かったレンゲツツジ
−土鍋山から破風岳 −

【年月日】

2023年6月29日
【同行者】 単独
【タイム】

五味池第二駐車場(7:42)−破風岳分岐(8:39)−土鍋山(9:37-10:14)
−破風岳(10:46)−破風岳分岐(11:19)−五味池第二駐車場(11:51)

【地形図】 御飯岳 ルート地図

 登山口の標高が約1630メートルとずいぶんラクができるのだが、登山口まで、狭い林道を10キロ以上走らねばならなかった。
 下界は暑くなりそうだったが、カッコウの鳴く山の上はとても涼しく快適だった。

根子岳遠望
ホシガラス

 第二駐車場から林道に入る。
 レンゲツツジはすでに、盛りを過ぎていた。

 足元では、ウツボグサやグンバイヅルが咲く。
 ヤナギランはようやく蕾が出たところだった。

 砂利道が思いのほか長く、飽きてくる。
 根子岳の雄大な山容が印象的だった。

ツマトリソウ
笠ヶ岳と御飯岳

 破風岳への分岐から山道に入る。
 根曲がり竹とシラビソの道だが、傾斜は緩く、ほほ平坦と言っていい。
 樹上でホシガラスが一人でジャイアンリサイタルをやっていた。

 T字路は土鍋山へ。
 少々下ってから、登り返す。

 この道は展望がよく、破風岳・御飯岳・小串鉱山跡などが一望できる。
 遠く南東方向に見える形のよい山は浅間隠だろうか。

破風岳
イワカガミ

 やや急登となり、最後は露岩混じりとなって土鍋岳。
 山名柱の下に釜飯の器がおいてあった。
 これで何か、ウケルと思っているのだろうか。

 北側の展望がよく、破風岳周辺から志賀高原まで一望できる。
 やはり笠ヶ岳はかっこよい。
 ここで大休止。

ミヤマダイコンソウ
破風岳山頂

 来た道を戻り、分岐を破風岳へ。
 ここもほぼ平坦な登り。
 このあたり、毛無峠から登ってくる観光客がちらほら。

 毛無峠の分岐付近が好展望だったのだが、破風岳の山頂は北側が断崖絶壁で、さらに好展望だった。
 ベニサラサドウダンやミヤマダイコンソウが咲いていた。

レンゲツツジ
コケモモ

 帰りは、西への道を行く。
 ほぼ、ササの海を行く。
 途中、破風岳の山頂がよく見えるところが一ヶ所。

 やや行って、作業道に出、そのまま道なりにもとの林道になった。
 開けた草原もあったが、レンゲツツジはまばらだった。

 暑くなってきたが、林道の途中から、駐車場への近道に入ったので、多少早く着いた。