好展望の周回コース
− 高登谷山 −

【年月日】

2015年10月12日
【同行者】 単独
【タイム】

駐車スペース(9:13)−高登谷山(10:06-10:36)−南峰(10:49)−天狗岩(10:54)−駐車スペース(11:24)

【地形図】 御所平 ルート地図

 貯水池分岐手前の駐車スペースに自動車をとめた。
 しばらくは、別荘地の中の道路を行く。
 ここの別荘地は廃墟のようになってなくて、自動車がとめられたお宅も多かった。

 道標に従って登山道に入ると、ほとんど一本調子の急登が続いた。

 尾根の上はミズナラの二次林だが、時期が遅いせいか、きのこは全く見なかった。
 風情は悪くないので、一ヶ月早ければ何かのきのこを見ることはできたと思われる。

リュウノウギク(大きな写真)
富士山冠雪(大きな写真)

 花も少なく、リュウノウギクやノコンギクが控えめに咲いていた程度だった。

 斜面はおおむねカラマツ林で、尾根近くに植えられたカラマツの林床には悪くなりかけたハナイグチが、いくらか出ていた。
 傾斜がきついので息が上がるが、そのぶん高度をどんどん稼いで、約1時間で北峰の山頂に着いた。

 一帯は伐開されていて、八ヶ岳方面・南アルプス方面がよく見える。
 ここで大休止。
 ズミの木には、黄色い実がたくさん実っていた。

北岳と間ノ岳(大きな写真)
秋色の八ヶ岳(大きな写真)

 南峰へ尾根を行くと、こちらはアカマツ林である。
 傾斜があるのでさほど荒れておらず、ここも時期が時期ならよかったと思われるところだった。

ズミ実る(大きな写真)
鉄塔が邪魔な瑞牆山(大きな写真)

 南峰からは瑞牆山・金峰山・富士山などが望まれた。
 富士山の下部に雲がかかっていたのは、残念だった。
 瑞牆山は目の前なのだが、逆光なのと、目障りな鉄塔があるので、今ひとつだった。

 急降下していくと、天狗岩。
 ここも南峰と同様な展望地である。

ノコンギク(大きな写真)
灯明の湯

 傾斜が次第に緩むと、ほどなく別荘地に出た。

 アプローチは長かったが、登山自体は周回2時間程度と、軽い山だった。

 この日は、海尻の光明の湯に立ち寄った。
 稲刈り中の水田地帯の中にあり、閑散としていたが、お湯はなかなかよかった。