- 虚空蔵山 - |
【年月日】 | 2010年12月12日 |
【同行者】 | 単独 |
【タイム】 |
登山口の鳥居(9:11)−座摩神社(9:33)−兎峰(10:28) |
【地形図】 | 坂城 別所温泉 ルート地図 |
虚空蔵山の名前は、戦国時代、真田の歴史に何度か、あらわれる。
上杉が徳川に屈して米沢に去った後、上田城の真田昌幸・幸村は豊臣に与して、虚空蔵山を利用して徳川秀忠の軍勢に打撃を与えた。
小学校の先を北に曲がった突き当たりが、登山口だった。
登山道わきで、ちょっと盛りを越えたカンタケの大株を見つけた。
ここからは尾根道になるので、かなりの急登が続く。
アベマキは葉も実もクヌギと似ているが、幹の皮の割れ目が縦に並ばず、不規則な感じがする。
兎峰は西側から巻き登る。 ここから少しの急登で左へのトラバースとなり、虚空蔵山手前の鞍部に出る。 尾根の上では、ホオジロ・イカル・ヒヨドリなどが遊んでいた。
目の前には大峰山と大道山がそびえ、かなたに雪をかぶった四阿山が望まれた。
虚空蔵山のピークはさらに好展望だったが、期待していた八ヶ岳や北アルプスはぼんやりとしか見えなかった。
頂上から西へは、地形図ではさほどでないが、ロープの張られた、とても急な下りになる。
太郎山林道への分岐を分け、少し登ると鳥小屋山。
明るい頂稜を少し行った陣馬鳥越山から再び、大展望が得られる。
少し休んだのち、尾根をさらに急下降して、菖蒲平への分岐。ここには中部電力の26号鉄塔もある。
25号鉄塔へは平坦なトラバース。落ち葉が多くて歩きづらいが、とても気持ちがよい。
24号へはかなり急な下りとなるが、コナラ・ヤマザクラ・アベマキなどの雑木林が美しい。
車道がないのだが、社殿は立派だ。
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