雨上がりの兀岳

【年月日】

2009年5月24日
【同行者】 Uさん
【タイム】

大平峠(14:09)−兀岳(15:05-15:20)−大平峠(16:26)

【地形図】 兀岳 

 大幅に出遅れたので、大平峠に着いたのは14時ころだった。
 来る道では、ニセアカシアが花盛りだった。

コシアブラ芽生え
オオイタヤメイゲツとガスに煙る尾根

 午後から雷雨という予報だったが、どんよりと曇ってはいたものの、とりあえずもちそうな空模様だった。
 兀岳まで60分ちょっとという表示があったので、行ってこれる範囲と考えて、出かけることにした。

 最初はシナノザサが濃い。
 小ピークを越えて主稜線に出るまで、足元に見えるのはギンリョウソウくらいだった。

 主稜線はササが刈られていて、傾斜も緩くて歩きやすい。
 コシアブラが多いが、大きな木が多くて手が届かないし、見るとほとんど、葉が開いてしまっているのだった。

エンレイソウ咲き残り
コシアブラ大木

 マイヅルソウやユキザサも多くて、ちょうど開花する寸前だった。
 花は少なくて、エンレイソウが一輪、咲き残っているくらいだった。

 ときどき周囲が開けるのだが、ガスのため、すっきりした展望は得られない。
 ゆるく登りつめると、北側に開けた山頂。

 晴れていれば、摺古木山など、中央アルプス南部が見えていそうだが、何も見えず。
 ひといき入れて、コシアブラを物色しながら峠に戻った。