- 戸谷峰 - |
【年月日】 | 2009年5月2日 |
【同行者】 | 単独 |
【タイム】 |
野間沢橋(8:14)−戸谷峰(9:53-10:20)−六人坊(11:30) |
【地形図】 | 三才山 |
連休初日とあって道路はたいへん混んでいたが、渋滞は免れた。
新緑の山に、ヤマガラ、センダイムシクイ、シジュウカラ、ヤブサメ、ツツドリなど野鳥のさえずりが響き、盛春の風情いっぱいだ。
小尾根に上がると、右がカラマツ、左がアカマツの乾いた道で、草花も少ない。
鉄塔の先は、左から巻き登る。 主稜線から戸谷峰までは、花が多くて楽しい。
コガネネコノメソウ、タネツケバナに似た花、ヤマエンゴサク、エンレイソウ、アズマイチゲなどが点々と咲く。
灌木が多くなると、すぐに山頂で、乗鞍岳から鹿島槍までの大展望が得られる。
山頂周辺の木陰には、コキンバイやヒメイチゲ、フデリンドウも咲いていた。
ここで一息入れて鞍部に戻り、今度は直進して六人坊をめざす。
シジュウカラやコガラがあちこちで遊んでいるので、カメラを向けるが、なかなかよい写真は撮れない。
六人坊は展望のないピーク。
三才山で踏みあとを失ったので、尾根通し下って、車道の三才山峠。
ここからはしばらくは、林道歩き。
水場を過ぎ、烏帽子岩登山口という道標に導かれて、再び登山道に入る。
緩やかに下っていくと、烏帽子岩横の岩峰。
ひらひらと飛んでいた蝶は、ツマキチョウだろうか。ヤマキチョウではなさそうだ。よくわからない。
その先は、カラマツ林の中のゆるやかな下りが延々と続いて、快適なところ。
ワチガイソウ、ユリワサビ、ニリンソウ、イワボタン、ヒトリシズカ、ヤマエンゴサク、エンレイソウ、フタバアオイなどを愛でながら下っていくと、山畑に出る。
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