- 冠着山 -
小檀嶺岳周辺のアカマツ林もりっぱだったが、四賀村あたりはほぼ全山がアカマツ林という感じだった。
マツタケの出そうなところには必ず柵がしてあって、その年度の山主による張り紙がしてあった。
四賀村から風越峠を越えて坂北村・麻績村方面に向かい、麻績村のスーパーで若干の食料を調達して、千曲市方面に向かう。 路面は薄く霜が降りた程度で、走行には支障がなさそうだったが、看板にしたがって自動車を降り、ここから歩くことにした。
車道歩きはほんの少しで、すぐに広い駐車場。
駐車場からさらに荒れた林道を行く。
登山道は山の北側をジグザグにトラバースしていくので、樹間越しながら、北アルプスの大観が広がる。 あいかわらず、鹿島槍が堂々としている。
ここの登りにはコブシの大木が何本もある。
足元にツチグリがいくつか出ていた。
ガマズミやカンボクは霜げてしまい、白い毛のようなテイカカズラの実にも霜がついていた。 あっという間に広い山頂。
残念ながら、北アルプスを前にした北西側は疎林におおわれているので、展望はなし。
南側はカヤトの広い斜面なので、四阿屋山などが見えるのだが、逆光のため冴えない。 風もなく暖かな日だまりで、のんびりして帰った。
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