秋の御座山

 【年月日】  1991年10月19日
 【パーティ】  友人3人と合計4人
 【タイム】  タイムとらず
 【地形図】 信濃中島

 加和志開拓の御座山登山口に着いたのはちょうど9時頃。

 カラマツ林にはキヌメリガサが出ていた。
 先日コガネタケが出ていたところにはなにもなかった。
 カラマツ林の中にはほかにチャナメツムタケやクリタケが出ていたが、食べごろをやや過ぎたものが多かった。

 尾根の上に登ると雑木林になるがキノコはほとんどなし。
 しかし、シラカバが混じるようになると、落葉の間にベニテングタケがちらほら見えた。

 急登を登っていくと、シャクナゲが多くなってき、ようやく稜線。

 蓼科山から天狗岳までの北八ツの山々が見える。
 両神山がもやのなかに浮かんでおり、なかなかよい感じだった。

 ここのシャクナゲはたくさんの花がらをつけていた。
 展望のよいところにくると、初めて御座山が前方に見える。
 いったん下り、最後の急登にかかる。

 頂上直下でニカワハリタケ。これは針葉樹に生える貴重なキノコだが、ブナハリタケのように群生しないのが残念だ。

 12時前に山頂。数人の登山者がいた。
 岩の上に登ると八ケ岳と奥秩父がよく見えており、冠雪した南アルプスもよかった。

 風が出てきたので避難小屋の前まで戻り、昼食。

 登山口に戻ったのは2時半を回っていた。