猪俣城址から鐘撞堂山

【年月日】

2023年1月22日
【同行者】 単独
【タイム】

北尾根駐車場(13:08)−用土分岐(13:26-13:56)−猪俣城址(14:27)
−鐘撞堂山(14:45)−谷津池(15:09)−北尾根駐車場(15:25)

【地形図】 寄居 ルート地図 (マウスホイールで拡大・縮小可)

 蓑山での山仕事が終わってから、食事はとらずに軽トラで寄居へ移動。
 寄居病院近くの駐車スペースまで行った。

 ここは関東平野。
 尾根の末端から山にとりつくことになる。

穏やかな道
曲輪と空堀

 公園のように整備された道を少し登って、用土に下る尾根の分岐。
 ここが広いので、大休止にした。
 冬型だが、季節風はさほどひどくない。

 広く穏やかな尾根上をゆったり登っていく。
 分岐があちこちにあって、うれしい。
 鐘撞堂山の分岐は巻き道でラクをする。

 円良田湖へ降りる道の、城跡への分岐に道標。
 どう見ても使われていない、オリエンテーリング用の赤錆びた目印の真うしろに道標があって、ハイカーには見えないようになっている。
 これぞ責任感皆無の役人仕事。

 ここからは踏みあと。
 引き続き穏やかな尾根で、これでほんとに城跡なんだろうかと訝しい。

 本曲輪と思しきところは、直登すると崩れそうな崖で、やっと城らしくなる。
 右から回り込むと簡単に本曲輪。
 広さはせいぜい小さな小屋が立つ程度。

 猪俣氏といえば、武蔵七党以来の豪族だったはず。
 さらに北条氏の重臣かつ、名胡桃城略取の張本人だったのも、猪俣氏だった。
 それにしては、ちょっと見すぼらしすぎないか。

 西側へ下ってみると、腰曲輪状の二ノ曲輪。さらに空堀を隔ててごく小さな三ノ曲輪。
 遺構は、わかりやすい形で残っていた。

山頂下の蝋梅
古峯神社

 分岐へ戻り、鐘撞堂山へ向かう。
 すぐに山頂。

 ここはいつも大勢のハイカーが群がっている。
 植栽されたロウバイは盛りをちょっと過ぎていた。

 休むのはやめて、東への下山道に入った。
 その先で分岐。トラバース道を見送って、尾根道に入った。

 少し下ると、ピザ窯のような物体が目に入った。
 正面に回ると、レンガ積みの中に古峯神社。
 レンガ造りの神社は珍しい。

 その先、どんどん下る。
 道はしっかりしている。
 ほどなく谷津池で、ここから車道。

 軽トラのところまですぐだった。