破風山塊の仕事道歩き
− 小前ノ頭 −
【年月日】 |
2020年12月6日 |
【同行者】 |
単独 |
【タイム】 |
古峰山登山口(11:45)−古峰山(12:23)−小前ノ頭(12:31-12:53)
−札立峠(14:18)−頼母沢(14:43)−藤芝(14:55)−古峰山登山口(15:14)
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【地形図】 |
皆野 鬼石 ルート地図 (マウスホイールで拡大・縮小可)
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藤芝への峠に軽トラをとめる。
この前にここへ来たのは4ヶ月前だが、無数のヤブ蚊に襲撃されて閉口した。
それ以来しばらく、秩父の里山に足が向かなかった。
今回はここから尾根を北上する。
峠は切り通しのため登れないが、峠の西側の谷に尾根への踏みあとがある。
尾根に登って少しで、小さなお宮と不動像ほかいくつかの石造物が並ぶ平坦地に着く。
藤芝方面から道が登ってきているらしく、まだお祭りは続けられているようだ。
神名はわからない。
植林もあるが、雑木林もあって、イロハモミジやオオモミジの紅葉はまだ盛りといっていい状態だった。
久しぶりの山歩きなので、息が切れる。
反射板のある小ピークを過ぎ、急登しばしで629メートル三角点ピーク。
ネットでは小峰山と呼ばれているが、この山名が正しいかどうか不明。
展望なく、山名版もなし。
少し西にある小ピークまでいって大休止。
こちらには小前ノ頭という表示がつけられていた。
好展望のピークで、北側がたいへんよく見える。
ちょうど目の下が小前耕地なので、小前ノ頭という名前には、根拠がありそうだ。
門平・立沢・城峰山がよく見えた。
ピーク上にはかつてお宮があったと思しき石積みの台座がそのままになっていた。
風もなく、日だまりが暖かい。
ここから札立峠へ行くつもりだったのだが、鞍部に小前方面への踏みあとがあったので、そちらに入ってみた。
トラバース部分の道形は判明するのだが、どこでも歩ける尾根の上に出るとルートがわからなくなる。
いつしかまた、踏みあとに出たが、これが最初の踏みあとの延長だったかは不明。
台風のためズタズタになった沢を渡ると、地形図に記載のある、小前耕地への廃林道に出たのだが、どういうわけか、沢沿いの仕事道に入ってしまった。
小前に行く道ではないが、尾根へはむしろ近道だと思ったので、そのまま進んだ。
仕事道は比較的しっかりしており、沢のどん詰まりまで行けた。
最後もヤブはほとんどなしで尾根に出た。
ここにも大前耕地から来るらしき踏みあとがあった。
少し登って、お宮と神像のある天狗山。
その先は、何度も通った尾根を札立峠まで行った。
破風山には行かず、頼母沢へ下った。
植えられた柿が放置されていたりして、頼母沢もなんだか寂れた感じがした。
頼母沢から車道で藤芝。
ここも寂しい。
車道を行くと遠回りになるので、ヘアピンから地形図の破線路に入る。
どうせ消えてしまうと思っていたが、案の定ヤブに突入したので、右岸の柚子畑に逃げ、柚子畑から車道に出た。
古い道を完全にトレースすることはできなかったが、さほど苦労しないで駐車地点に戻ることができた。
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