緑濃い里山
− 大久保山 −
【年月日】 |
2020年6月4日 |
【同行者】 |
単独 |
【タイム】 |
土坂トンネル(10:54)−土坂峠(11:16)−900メートル圏ピーク(11:47-12:12)
−大久保山(12:40)−ブル道入口(13:04)−杉ノ峠下(13:30-13:34)
−MTB−土坂トンネル(13:58)
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【地形図】 |
長又 万場 ルート地図 (マウスホイールで拡大・縮小可 青線は自転車走行)
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杉ノ峠手前のT字路に自転車をデポして、土坂峠へ登り返す。
林道が通れないので、かなり遠回りになった。
あとで考えれば、杉ノ峠へ軽トラをおいて自転車で土坂峠に向かったほうが時間の節約になっただろう。
それはともかく、トンネル南に軽トラをとめて、林道経由で土坂峠への旧道に入る。
モミジガサはもう伸び切っており、フタリシズカが咲いていた。
ずいぶん蒸し暑い。
土坂峠からいきなり急登になる。
登りつめたところが土坂山らしいが、明瞭なピークではない。
早くもチチタケが出ていたので、きのこを意識しながら歩いたが、たいしたきのこは出ていなかった。
雑木林はすっかり深緑におおわれ、林内に陽はささない。
大久保山に登りつくと、聞き慣れない獣の鳴く声が聞こえた。
草食動物のものでないから、仔熊だろうと思ったが、さて、どこにいるのか。
群馬県側は新しい植林地で、県境には防獣ネットが張ってあり、北側(群馬県側)に仔熊がいて、困っていた。
やや近づくと、うずくまって身体を隠そうとしたが、頭は見えている状態だった。
身体はまだ小さく、この冬に生まれた子らしかったから、母熊が近くにいるのは間違いなかった。
なので、至近距離に近づくのはやめて、周囲に気をつけながら、熊から離れた。
ずっと熊鈴を鳴らしていたので、母熊の姿は見えなかった。
踏みあとを南下したので、予定していた杉ノ峠へは行けなくなった。
しばし下ると、ブル道に出たので、林道までブル道を下った。
林道には大きな問題はなく、全面崩壊しているのは一か所だけだった。
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