小野原稲荷から山に入る。
三峰線第41号鉄塔の上で小休止。
少し登っただけだが、けっこう暑い。
このあたりは標高が低いので照葉樹が多い。
しばし登降して、521メートルピーク。
ここは新秩父線80号鉄塔に行く道がはっきりしているので、引き込まれやすい。
大天狗石塔前で二度目の小休止。
ここから熊倉山や和名倉山が見えるのだが、この日は展望全くなし。
620メートル圏ピークの手前も、わかりにくい。
左の巻き道を行っても行けないことはないが、ここは直進したほうが早い。
その先644メートルの柴原山にまた、新しい図根三角点ができていて、コースの様相が変貌していた。
雪は午前中であがる予報だったのだが、早朝よりむしろ強く降ってきて、足元は積雪となった。
品刕は、展望もないのでスルーして、文殊峠の天体観測所のあずま屋まで行って大休止にした。
ここは奥秩父や両神山がよく見える展望地なのだが、残念ながらここから見える世界は真っ白だった。
カートリッジの残量が少なくても使える新コンロヘッドを試してみたのだが、調子はまずまずだった。
春山からはこれを一台持っていきたい。
文殊峠から32番までは、この日は最難関ルートだった。
積雪のため予定していたルートが一段と不鮮明になり、滑りやすくなっていたのみならず、図根三角点が埋設されたピークにはススキが生い茂り、非常にわかりづらくなっていた。
お船観音や32番寺の観音堂を見学できればよかったのだが、雪降りのため、みんなそんな気分にはなれなかったと思う。
小鹿野警察前にバス停に着いたのは14時16分。
昨年は14時19分だったから、それでも3分早かった。
