八谷から父不見山
−山ノ神峠を行く−
【年月日】 |
2019年2月3日 |
【同行者】 |
単独 |
【タイム】 |
駐車地(10:46)−新榛名線150号鉄塔(11:24)−摩利支天(12:52)
−長久保ノ頭(13:17)−父不見山(13:30-13:58)−長久保ノ頭(14:13)
−新榛名線150号鉄塔入口(15:40)−駐車地(15:58)
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【地形図】 |
長又 万場 ルート地図 (マウスホイールで拡大・縮小)
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通行のじゃまになりそうでないところに軽トラをとめ、八谷耕地に向かう。
送電鉄塔が何本も建っているので、尾根に取りつくのは容易に見える。
150号鉄塔入口を示す黄色い杭があったので、山に入った。
沢沿いの道はすぐに尾根に行きそうな道と沢を直進する道に分かれる。
杭はない。
地形図の破線は、直進ルートを示している。
このあたりの破線路はあてにならないので、どちらかと言えば踏まれている方が正解と考え、尾根道に入った。
尾根道は柚子畑に出たあたりで消滅したが、ヤブも急登もないので、さらに登っていくと、150号鉄塔。
ここからさらに尾根上を登っていくと、荒れてはいるがしっかりした山道に出た。
これが正しい巡視路なのだろう。
しばしで、149号鉄塔への分岐。
右への山道がどころに行くかは不明だが、151号に行く道かもしれない。
山ノ神峠ヘの破線路を見つけることができなかったので、尾根を行く。
シカ道が縦横に走っているので、登るのに苦労は少ない。
山ノ神峠には祠があったはずだが、ぐちゃぐちゃになっていた。
自然に崩壊したとは考えにくく、罰当たりな何者かが破壊したのではないかと思われた。
その先、花坂への峠道は斜面をトラバースしながら続いていた。
道より下は新しい植林地だが、下刈りが行き届いておらず、ちょっとみっともなかった。
優しい表情の馬頭尊が立っていて、これが古い道だと教えてくれた。
眼下には花坂集落、反対側の山の尾根には長久保集落が見えた。
花坂へ下ると思しき分岐を過ぎると、寺平の一角にさしかかる。
ここは集落というより、離れ離れに人家が点在する。
コンクリ道に出たので、左(西)に向かうと、現住されているお宅に突き当たってしまった。
このコンクリ道も住宅は、地形図には出ていない。
父不見林道に出て、西へ少しで鐘撞峠で、長久保ノ頭へ続く尾根が始まる。
尾根を絡むブル道もあるのだが、傾斜も少ないので、基本的に尾根上を行く。
部分的に雪があって、少々歩きにくく、疲れも出てきたが、スピードを落として長久保ノ頭へ。
父不見山への登り返しはありがたくないが、ここはいったん大きく下らなければならない。
季節風が北から吹くからだろう、南側には雪が吹き溜まっていた。
朝は晴れていたのに曇ってしまって薄ら寒いが、父不見山で大休止。
ここに来るのは三回目。
この山名の由来など神流町が看板を立てて説明してあった。
帰りはオーソドックスに坂丸峠からと考えていたが、八谷の鉄塔巡視路界隈を確かめるために、来た道を戻った。
山ノ神峠からの破線路はやはりわからなかった。
149号鉄塔分岐からは巡視路を下る。
倒木が多少気になるが、広くていい道だった。
道路に出たところには黄色い杭はなく、ここは上から降りてこないとわからない入口だった。
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