観音山から日尾城址2
【年月日】 |
2018年11月8日 |
【同行者】 |
単独 |
【タイム】 |
駐車場(9:01)−観音院(9:16-9:20)−観音山(10:11-10:45)−
西奥の院分岐(10:57)−西奥の院(11:11)−西奥の院分岐(11:20)−
日尾城址(11:41)−根古屋(11:57)−馬上(12:12)−
牛首峠(12:39)−駐車場(13:25)
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【地形図】 |
長又 ルート地図
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前の日には別の山がいいかと思っていたのだが、天気が芳しくないので、近所の観音山に出かけた。
仁王門をくぐり、石段を登っていく。すぐに観音院。聖浄の滝はほとんど流れていなかった。
納経所のわきを抜けると、東奥の院への分岐。今までここをスルーしていたので、今日は立ち寄ってみた。
石仏が数基。お堂とあずま屋があって、まあまあ好展望だが、たいしたものは見えない。
お堂の前をさらに下ると、石仏がたくさん置かれた石窟がある。ここは32番寺の上のお船岩などと同じである。
畠山重忠の家臣の駒繋ぎ岩があり、矢通し岩が見える地点などもあったが、矢通し岩がどれか、わからなかった。
地蔵寺の分岐まで歩きにくい階段を登るとスギ林の中のトラバース道。
すぐに観音山への分岐で、右に登っていく道に入る。相変わらずスギ林でつまらないが、我慢して登る。傾斜は次第に急になる。
尾根の直下で、唐松峠への道を分け、観音山への道に入る。
観音山の山頂へはすぐである。山頂北端で大休止。
霧雨模様だが、紅葉はいい感じだった。
分岐まで戻り、城址方向へ少しで、西奥の院の分岐。
31番から西奥の院へは通行止めだったのだが、上から降りていく分には問題ないらしかった。
西奥の院には何があるのか興味があったので、降りてみた。
お寺のかなり近くまで降りると、あずま屋があって、さらに下ったところに石仏の並ぶ石窟が二ヶ所あった。
観音院一帯の岩庇状のところには必ず、石仏が並べられているのだった。
磨崖仏を除いても、石仏の相当数にのぼるだろう。
分岐まで戻り、おおむねトラバースで登り下りしていくと、道標があって、日尾への分岐がある。ここを下るとどこに行くのか、不明。
日尾城址には小さなお宮が二つと記念碑があるだけで展望もないが、砦の建物が建っていたらしい平坦地があって、山城らしい雰囲気がある。
城址からは、この前も下った、ふるさと館への踏みあとを下る。
トラロープが張り巡らされていてわかりにくくはないが、あまり踏まれてはいない感じだ。
ふるさと館のあるところは根古屋という耕地なので、これは日尾城へのメインルートだったのかもしれない。
ふるさと館から馬上まで車道を歩き、牛首峠道へ登り返す。
牛首峠ヘは沢沿いにしっかり踏まれた道だ。
巨岩を縫う登りになると峠で、あっという間で、峠はやはり巨岩のすき間を通る。おそらく日本で最も狭い峠ではなかろうか。
牛首峠から仁王門へは知った下りだが、時間もあるので、岩神の滝と昇龍の滝を見に立ち寄った。
岩神の滝は、静かに流下する幅広の美瀑だったが、昇龍の滝はほとんど水が流れていない捩じれ滝だった。
このコースは二度目だったが、見どころが多く、よい一日だった。
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