児玉御嶽山
− 北尾根経由で御嶽山 −

【年月日】

2018年2月24日
【同行者】 単独
【タイム】

十二天池駐車場(10:38)−十二天社分岐(11:46)−御嶽大神碑(12:05-12:32)
−十二天池駐車場(12:46)

【地形図】 寄居 鬼石 藤岡 本庄 ルート地図

 ちょいの時間があったので、先日のサブコースを歩いてきた。

 十二天池の駐車場に自動車をおき、陣見山北尾根登山口に向かう。
 登山口の位置は地形図にあるのとは異なるが、新岡部線の鉄塔巡視路を登っていけば破線路と合する。

 ひと登りで鉄塔。
 ゴルフ場で戯れる人の声がまだ聞こえる。

八大龍王碑(大きな写真)
観音石仏(大きな写真)

 落ち葉の積もった尾根を登っていくとスギ林になって、六合目の緩やかなピークに達する。
 樹林の中に、「神変大菩薩・大峯山八大龍王・不動明王」と彫られた石碑。
 そばには、「猿田彦大神」の石碑と観音像らしき石仏もある。
 ここでは、日本の神様と役行者と仏教神と仏様がごちゃまぜに共生しておられるのだ。
 なんと日本らしく、よいところなのだろう。

 その近くで車道が近づくが道路に出ることはなく、尾根を登っていくと、九合目の先で十二天社の分岐に着いた。
 時間的にちょっと厳しいので、陣見山のピークにはいかず、左へ下る。

普寛行者碑(大きな写真)
一心行者碑(大きな写真)

 御嶽大神碑に着いたのは12時過ぎ。
 大休止の時間が得られたので、ここで休む。
 休まなくても問題ないのだが、山歩きの目的の一つは休むことにもあるので、ここで食事とお茶をいただいた。

木食行者碑(大きな写真)
猿田彦大神(大きな写真)

 御嶽大神碑の周りには各種石碑が建てられていた。
 メインと思しき御嶽大神碑の建立は明治五年。
 時代背景的には、この一帯が養蚕景気に湧いていた時期にあたる。
 おそらく、これらは関連していると思われる。

 御嶽信仰はまだ生きているらしく、十二天池へはしっかりした道が続いていた。