風花舞う

− 座禅草公園から小倉山周回 −

【年月日】

2020年3月5日
【同行者】 単独
【タイム】

座禅草公園(11:17)−小倉山(12:43-13:13)−座禅草公園(13:43)

【地形図】 川浦 塩山 大菩薩峠 柳沢峠 ルート地図

 小さな山なので、ややゆっくり家を出た。

 平沢の座禅草は何度か見に来たことがあるので、スムーズに駐車場へ。
 平日なので、観光客も少なかった。

 橋を渡り、沢に沿う道を行く。
 刈り払いされているが、人が多く通る道でないと見えて、わかりにくいところもある。
 上条峠入口からは、普通の登山道になった。

観音岳・高嶺・地蔵岳(大きな写真)
富士山(大きな写真)

 広い谷をゆるく登っていく。
 植林地でないので明るくて気持ちがよい。
 ふきのとうが出ていそうな雰囲気もあるのだが、なにもなかった。

 踏み跡が右折すると上条峠。
 再び右折して登っていく。
 やはり雑木林で明るいが、西からの風がやや強い。

 上条山を越えると長い下りで、座禅草の分岐。
 ここからスギ林になる。

座禅草(大きな写真)
座禅草(大きな写真)

 ゆるく登っていったところが、小倉山のピークだった。
 おおむね植林に覆われているが、広場の真ん中に展望用の櫓が立ててあって、登ると南側が開けるようになっていた。
 富士山は下の方だけ見えていて、鳳凰三山だけ全体が見えていた。

 この日は、天気は比較的よいのだが、西風が強く、背後の秩父山地は時雪れているようで、ときおり風の花が舞ってきた。
 ベンチに腰掛けると、風はいくらか穏やかになったので、ここで大休止。

 帰りは、分岐から座禅草公園へ下った。
 下り始めるとすぐに座禅草群落。
 葉はまだ展開しておらず、ちょうど見ごろだった。

 自動車に戻るとさっきよりずいぶん晴れてきて、富士山が見え始めた。