初冬の雑木林
− 松姫峠から奈良倉山 −

【年月日】

2010年11月27日
【同行者】 単独
【タイム】

松姫峠(10:14)−奈良倉山(11:11)−鶴峠(11:55)

【地形図】 七保 ルート地図

鶴峠の石地蔵
枯れたカシワバハグマ

 この季節バスの運行終了も近くなってきたので、好天予報の日に、小菅村へ向かった。
 移動性高気圧が覆うという予報だったのだが、明るくなっても日は射さず、展望は期待薄な天気だった。

 バスを待っていたら、鶴峠止まりのバスが来て、けっこうおおぜいのハイカーが降りてきた。
 松姫峠行きのバスは、さすがに盛期よりはずっと、すいていた。

ブナの落ち葉(大きな写真)
シャラの樹肌(大きな写真)

 松姫峠から奈良倉山へは、登山道と林道が並行するので、登山道を行く。
 こちらは北面をトラバースしていくので、登り下りがほとんどない。

 ミズナラの二次林が葉を落として、いい感じだ。
 尾根に出て林道と合流するが、しばらく行くと、途中から登山道が分かれる。
 ゆるい登りになり、ブナの若木が多くなる。
 いくらも登らないうちに、奈良倉山の三角点に着いた。

霜げたツキヨタケ
三頭山を望む

 展望所らしきところには、大集団が座り込んでいた上、雲がかかって何も見えそうになかったので、すぐに下山にかかる。

 持っていった地形図が古いので、この山の上部の道がどうなっているのか、よくわからなかったが、登山道はないが、鶴峠への下山道がありそうな北の支尾根を押し下ってみた。
 ここは、ブナやイヌブナの大木があって、いいところだ。
 よさげな倒木もあったが、霜げたツキヨタケしか出ていなかった。

 急降下すると立派な登山道に出合う。
 左に行くと、松姫峠に行きそうなので、右に行くと、頂稜を回り込んだところに、鶴峠への下山道が分岐していた。

 あとはおおむね整備された登山道を下るだけだった。