御坂のブナ林
− 天下茶屋から御坂黒岳 −
【年月日】 |
2007年11月3日 |
【同行者】 |
Uさん |
【タイム】 |
大石プチペンション村(9:00)−(MTB)−河口局前(9:20-9:51)
−(バス)−天下茶屋(10:20-10:33)−御坂山(11:45)−
御坂峠(12:30)−黒岳(14:00)−スズラン峠(14:16)
−新道峠(14:42)−中藤山(15:07)−不逢山(15:43)
−大石峠(15:51-16:08)−プチペンション村(17:14)
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【地形図】 |
河口湖東部、河口湖西部 ルート地図
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スタートは大石プチペンション村から。
自転車で河口湖に向かう。
河口湖局前のバス停近くに川口浅間神社がある。
自転車を近くにとめてまずは、浅間神社の参拝と見学。
本殿前のスギ巨木がすばらしい。
天下茶屋行きのバスは、ハイカーで満員だった。
近年はハイキングバスも閑散としていたが、バスで山に行く中高年が元気で、けっこうなことだ。
天下茶屋からの富士山は、ガスの中だった。
2週間前と比べて、ずいぶん黄葉が進んだ。
オオモミジ・コハウチワカエデ・ヒナウチワカエデなどが黄色くなっていた。
コハウチワカエデ黄葉
| ヒナウチワカエデ黄葉
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おおぜいいたハイカーのほとんどは三ツ峠に行ってしまった。
先日下ってきた道をジグザグに登りつめて、旧御坂峠。
ここから今日は西に向かう。
若いながらもブナやミズナラの林なので、気分がよい。
ちょっと急登して御坂山。
このあたりからブナ・ミズナラの大木がちらほら見えるようになった。
ブナは黄葉が始まったばかりだった。
メギの実
| 若ブナの林
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尾根のやせたところに、メギの実が鮮やかに色づいていた。
かなりたくさんあったので、滋養強壮のため、少々いただいていくことにした。
この尾根にはメギの木があちこちにあった。
御坂峠の茶屋は戸締まりがされていて、廃屋化しつつあった。
三ツ峠にハイカーが集中する一方、黒岳あたりを歩く人は激減しているのだろう。
黒岳展望台に寄ってみたが、河口湖までは見えたものの、富士山は相変わらず雲の中だった。
黒岳からスズラン峠あたりまでは原生林で、たいへんよいところだった。
ヌメリスギタケ、ナメコ、ムキタケなどがところどころで見つかった。
ミズナラ大木
| ブナ大木
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スズラン峠からは大木が少なくなり、植林したらしいモミ・カラマツの若木の中を歩く。
破風山はそのまま通過。
新道峠までは人通りもそれなりに多かったが、中藤山から大石峠の間は、時間が遅かったせいもあるが、ひとりのハイカーも会わなかった。
尾根の南側は崖になっていて、ところどころに展望台があるのだが、時間もないのでそのまま通過。
陽あたりのよい草地ではリンドウが咲いていた。
ここまでくるときのこはほとんどでていなかった。
陽もずいぶん傾いた
| 大石峠からの富士山
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草原状の大石峠に着いたのは4時前。
陽もずいぶん傾いたが、雲の上に富士山の頭がのぞいたので、ここで大休止。
雲がなければ絶景だっただろう。
下りは日没との競争になったが、明るいあいだに車道に出ることができた。
大石の奥では、大規模な工事が行われている。
なんの工事か思ったら、大石から芦川村の奥に抜ける大規模なトンネルを作っているのだった。
自動車のところに戻ったときには日が暮れていた。
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