- 宝篋山 -
時間が時間だったので、市営駐車場はすでにけっこうふさがっていた。
八幡神社の方へ歩いていくと、すぐに延寿院。
さらに行くと、不動堂の分岐。
拝殿のようなお堂があって、その奥の岩壁に不動像が彫られているらしい。
ここからもとに戻るのは面倒なので、ヤブを抜けて登山道へ。
風もなく、じつな穏やかな陽だまりだった。
少し戻って、富岡山から山頂をめざす。
地形図に記載のない分岐が多数。
自然度はわりあい高くて、植林がさほど多くなくて、山桜やコナラの大木もある。
はっきりした尾根にあがると、傾斜がやや出てきて、樹間から北西方向が見えてくる。
筑波山はすぐ近くかと思いきや、けっこう遠くに見えた。
こちらのコースは植林がやや多め。
極楽寺は、この地の在地武士だった八田知家にゆかりの寺で、忍性が一時、拠点としたらしく、山頂の一角に忍性の銅像が立っている。
小田登山口近くのテントでカリフラワーを買って、駐車場に戻った。
下山後、旧伊奈町まで走って、間宮林蔵記念館を見学した。
展示棟前には、林蔵生家が移築されていた。
スーパーウォーカーの一生がわかりやすく展示されていて、いい施設だった。
近くの専称寺の林蔵墓にもお参りした。
林蔵の墓はとても小さなもので、志賀重昂が建てたというバカでかい記念碑の裏にひっそりと建っていた。
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