展望の里山
- 御嶽神社から雨引観音 -

【年月日】

2022年1月13日
【同行者】 単独
【タイム】

楽法寺(11:38)−MTB−御嶽山登山口(12:10-12:13)−御嶽神社(12:33-13:04)
−御嶽山(13:09)−雨引山(13:54-13:59)−楽法寺(14:23)

【地形図】 岩瀬 羽黒 真壁 加波山 ルート地図 (マウスホイールで拡大・縮小 青線は自転車走行)

楽法寺多宝塔(大きな写真)
楽法寺(大きな写真)

 まずは雨引観音にお参り。

 平日なので空いていた。
 天気がよいので、伽藍が青空に映える。
 鴨やアヒルがいて、ややうるさい。

鐘楼(大きな写真)
雨引山(大きな写真)

 駐車場から自転車で御嶽山登山口へ向かう。
 風がないので、りんりんロードも快適だった。
 サイクリングもけっこうハードだということがわかっていたので、スピードを多少セーブしたが、まあまあ疲れた。

 御嶽山への登りは特に急でもないが、ここもゆっくりめのスタート。
 御嶽神社まで登って、あずま屋で大休止にした。
 正面に富谷観音の石切り場が望まれる。

御嶽神社(大きな写真)
雨引山から加波山(大きな写真)

 御嶽神社周辺にはたくさんの石碑が林立していた。
 修験関係のものが多いが、そうでないものも多く、かつてはずいぶん賑わっていたものと想像された。

 御嶽山をすぎると平坦な雑木林となり、石切り場の手前で右の植林地へ下っていく。
 ゲラゲラ笑いながら一人で歩いているハイカーがいたので、気がふれているのかと思ったら、携帯電話で誰かと会話しながら歩いているのだった。

 電波施設のようなところを過ぎるとやや急登になり、すぐに雨引山。
 ここには一度来たことがあるはずだが、その時の記憶はまったくない。

 加波山や筑波山方面が切り開かれていて展望がよいので、小休止。

 しばし下っていくと雨引観音の分岐。
 楽法寺まではすぐだった。

 時間にまだ余裕があったので、長岡畷の戦跡碑と加波山事件処刑者の墓地を見に行った。

筑波山(長岡畷合戦地跡)
下館・妙西寺野加波山事件参加者墓地(大きな写真)

 『加波山事件』は、加波山の闘いは孤立した暴発でなく、関東地方の連帯蜂起の一環だったと主張するが、加波山で決起した人びとに民衆と連帯する発想はまったくなく、民衆を対政府決起の手駒程度にしかと考えていなかったと思う。
 若い命を散らしたこの歴史に感じることは、あまり多くない。