早春の花の道
- 国上山周回 -

【年月日】

2020年3月19日
【同行者】 単独
【タイム】

道の駅国上(10:21)-弥彦山(11:46-12:18)-八枚川(13:15)
-道の駅国上(14:47)

【地形図】 弥彦 ルート地図 (マウスホイールで拡大・縮小可)

 道の駅に自動車をとめ、温泉の裏手から酒天童子神社へ入る。
 酒呑童子が当地出身で、のちに大江山に行ったのだという由緒書が建てられており、神社なのにさほど古そうに見えない五重塔が建っていた。
 コースは、神社の裏からスギ林の中を行く。

セリバオウレン(大きな写真)
キクザキイチゲ(大きな写真)

 しばしトラバースしたのち、支尾根へ上がる。
 キクバオウレンがとても多い。

 平坦な支尾根を行くと車道に出合うが、コースは車道を行くのでなく、車道に沿ってトラバースしていくように作られている。
 天気がよいので、キクザキイチゲやカタクリが大開花し始めた。

オオミスミソウ(大きな写真)
ヒオドシチョウ(大きな写真)

 車道から離れて谷を下っていくと、麓登山口の分岐。
 再び尾根に乗って、緩やかに登っていく。
 たいして歩いていないのに少々疲れたので、ベンチで大休止。
 灌木越しに蒲原平野が望まれた。

オオミスミソウ(大きな写真)
カタクリ(大きな写真)

 蛇崩の手前で、国上寺直行コースの分岐を過ぎ、高度を上げると、オオミスミソウが多くなる。
 弥彦山が目の前によく見える。

オオミスミソウ(大きな写真)
キクザキイチゲ(大きな写真)

 この前に国上山に来たときは天気がよくなかったのだが、今回は好天もあって、山頂はずいぶん賑わっていた。
 スペースがないので引き返し、黒滝城址への道に入る。

キバナアマナ(大きな写真)
キバナアマナ(大きな写真)

 引き続きオオミスミソウが咲いているが、次第に少なくなり、スギ林も多くなる。
 空堀も出てきて、城趾らしい雰囲気になる。
 あちこちに出城もあるし、秩父のちょっとした砦より、まずまず規模の大きな城だったらしい。

弥彦山(大きな写真)
ミチノクエンゴサクに似た花(大きな写真)

 車道を渡ると大きな空堀。
 小谷城に匹敵するくらい、大きな空堀だった。

 北の谷へ降りたのち、車道を歩いて道の駅へ戻ったが、田んぼ越しに望む守門岳と粟ヶ岳がじつに立派だった。

蒲原平野(大きな写真)
コシノコバイモ(大きな写真)

 本曲輪は公園になっていて、人々が憩っていた。
 少し下って、大蓮寺郭跡という展望地。
 蒲原平野の彼方に飯豊連峰が真っ白だった。

ショウジョウバカマ(大きな写真)
ニリンソウ(大きな写真)

粟ヶ岳(大きな写真)
国上寺(大きな写真)

 下山後、国上寺を再訪した。
 本尊が開帳されていてラッキーだった。