− 新緑の米山 − |
【年月日】 | 2017年5月9日 |
【同行者】 | 単独 |
【タイム】 |
吉尾登山口(9:23)-山伏岩(11:26) |
【地形図】 | 柿崎 越後野田 ルート地図 |
【別コース】 |
下牧コース 大平コース 野田コース 谷根コース |
登山口へは、ちょっと狭い道だが、集落をつなぐ道なので、すれ違いに窮するほどでもない。
橋を渡って、ちょっとぬかるんだところを過ぎて、小尾根にとりつく。
急傾斜ではあるが、ジグザクに登っていくので、さほどたいへんではない。
山の神らしき小祠のわきにケヤキの大木を見てしばらくで、ホオノキの大木を見る。
下部からオオイワカガミが全開で、とても美しい。
イワカガミには、濃ピンク・普通のピンク・白に近いものと、かなりバリエーションがある。
普通のピンクの個体が最も花付きがよく、白っぽいのはやや弱々しい感じがする。
尾根に登り着く手前から、シラネアオイも出てきた。
ニシキゴロモは点々。
トキワイカリソウもいたるところに咲いていた。
ヒメシャガはようやく咲きはじめたところで、これから咲こうとするつぼみがいたるところに出ていた。
尾根に上がれば、傾斜は多少緩み、のんびりとした花見登山になる。
あがりこのような奇ブナをみると、イワカガミはつぼみが多くなり、ショウジョウバカマが多くなる。
谷をはさんだ反対側の斜面は、雪崩に磨かれて樹木が少ないのだが、浅い色の新緑がとても美しかった。
ギフチョウが舞っていたが、いつまでもとまらずに素早く飛び回っているので、写真に撮れなかったが、ヒオドシチョウはゆっくりしていてくれた。
上部は、部分的に夏道を隠すほどの雪が残っており、マンサクが盛んに咲いていた。
雪の溶けたところには、遅まきながらキクザキイチゲが顔を出し、急いで花を咲かせていた。
山頂手前ではふきのとうがようやく、顔を出しているのだった。
写真を撮りながら登ったので、さほど疲れなかったが、登りだしから3時間近くかかって、山頂。
さほど天気がよかったわけではないが、久しぶりの米山からは、日本海と柿崎町あたりの平野が見えた。
帰りは、来た道を戻った。
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