−権現堂山− |
【年月日】 | 2015年5月17日 |
【同行者】 | 単独 |
【タイム】 |
戸隠神社駐車場(8:25)−中越(10:25)−上権現堂山(11:01-11:28) |
【地形図】 | 須原 ルート地図 |
戸隠神社公園があるので、里山としては、登山口を探すのに苦労しなかったし、細い道に入り込んで不安になるようなこともなかった。
戸隠神社拝殿のわきから登山道に入る。
すぐに尾根コースと中越コースの分岐。
カタクリやオオバキスミレはまだ十分よく咲いていて、暑くはあるが、早春の風情を感じることができた。
沢沿い高くトラバースしていくので、荒れていることも予想されたが、登山道はしっかりしており、下部では残雪も少なかった。
沢の右岸から左岸に渡るところには中央が崩落したスノーブリッジがかかっており、ここは緊張した。
稜線直下の沢の詰めは完全に雪の下なので、ピンクテープを追いながら小尾根にとりつく。
稜線はおおむねヤセ尾根で、東側に雪が吹き溜まっていた。
しばらく平坦だが、遠望するとわかる通り、山頂直下はやや急だ。
山頂の展望は雄大で、八海山・駒ヶ岳・守門岳・浅草岳・荒沢岳と正対する。
山頂から唐沢山方向に少し行ったあたりには、ムラサキヤシオも咲いていた。
帰りは来た道を戻り、中越を直進して下権現堂山に向かった。
ここからの下りは長い。
神湯へ下る分岐を見て急降下していくと、下の方から大きな話し声が聞こえてきた。
山頂からさほど下ったところでもないのに、これほどの水量で湧いているしみずを見たのは、初めてだと思う。
おおむね急降下だが、ヤセ尾根状の緩傾斜地は見晴らしがよく、正面に八海山を望みながら下っていく。
樹の花では、ガマズミ・ミツバツツジ・ヤマツツジ・オオカメノキ・ツクバネウツギなどが咲いていた。
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