カタクリを追いかけて
−沢コースから三ツ子沢コース周回−

【年月日】

2015年5月2日
【同行者】 単独
【タイム】

追田駐車場(10:07)−最後の水場(11:09-11:12)−南条八石(11:31-12:05)
−追田駐車場(13:12)

【地形図】 越後野田 法坂 柏崎 塚野山 ルート地図
【別コース】 鹿島コースから滝コース
不動の滝コースから久之木コース

 早起きをして関越道を走っていったが、いつものように途中のSAで眠り込んでしまい、駐車場に着いたのは相変わらず、芳しくない時間だった。
 すでに気温が高く、低山登りに快適とはいえない感じだったが、駐車場はほぼ満杯で、ようやく空きスペースを見つけることができた。

 最初はスギ林の中をゆっくり登っていく。
 林道を渡ると自然林になり、チゴユリなど、里山の花が足元に見られるようになった。

 カタクリの花がらが一面に広がる草原はかやかり場で、4月中旬ころには、さぞみごとだっただろうと思われた。
 その先で尾根コースを分け、さらに三ツ子沢コースを分けて、沢コースに入る。

ホウチャクソウ(大きな写真)
カタクリ(大きな写真)

 オオバキスミレ・ニリンソウ・サンカヨウ・シラネアオイなどが咲く、美しいコースだった。
 なかでも、オオバキスミレとニリンソウの群落は、ちょうど見ごろで、カタクリもこのあたりではまだ十分よく咲いていた。

チゴユリ(大きな写真)
トキワイカリソウ(大きな写真)

 最後の水場を過ぎるとすぐに尾根の上で、イワカガミがようやく、咲き始めたところだった。
 南条八石のピークまでは、ひと登りだった。

ニリンソウ(大きな写真)
ニリンソウ(大きな写真)

 2週間前と同じところで大休止。
 キアゲハやギフチョウその他の蝶の飛ぶ姿がずいぶん多くなった。
 駐車場の混雑に比して、ハイカーの数はさほどでもなかった。

ニリンソウ(大きな写真)
オオバキスミレ(大きな写真)

 帰りは、来た尾根を直進して、赤尾八石から三ツ子沢コースを下った。

 この尾根にはユキツバキの花がすこぶる多く、盛期に来ればみごとだっただろう。
 2週間前だと沢コースの雪がまだ残っていたかもしれないが。

キクザキイチゲ(大きな写真)
イワカガミ(大きな写真)

 このコースにもシラネアオイが咲いていたが、ここのはすでに散り始めていた。

サンカヨウ(大きな写真)
シラネアオイ(大きな写真)

 ちょっとした尾根でまた、ギフチョウの写真を撮ることができた。
 今回も望遠レンズを持ってきていないのだが、いつかもっと迫力のある姿を写してみたいものだ。

ガマズミ大きな写真)
ギフチョウ(大きな写真)

 帰る前に鹿島登山口の下見をしたが、前回より疲れていたので、温泉にも寄らずにまっすぐ帰ることにした。
 帰りもまた、休みながらだったが、連休初日とあって、上り車線が空いていたので助かった。