シラネアオイの道
−アオネバ谷からドンデン山−

【年月日】

2007年5月3日
【同行者】 Uさん
【タイム】

アオネバ登山道入口(12:37)−アオネバ十字路(14:30-14:57)−ドンデン山荘(15:45)

【地形図】 金北山、両津北部 ルート地図

至るところニリンソウが咲き乱れる
シラネアオイ(大きな写真)

 両津港に着いたのがお昼前。
 ドンデン山荘に直行して自動車をデポし、自転車でアオネバ登山口まで下って登山開始。

 アオネバ谷沿いの道には、至るところニリンソウが咲いている。
 一面のニリンソウという風景はしばしば目にするが、ニリンソウの咲いていないところがないほどに咲いているのは、やはり壮観だ。

 コゴミやゼンマイはすでに葉を広げ、涼しげに揺れている。
 クジャクシダがまた、道沿いにたくさん若い葉を広げつつある。

 歩き始めてほどなくシラネアオイ。
 群落という感じではなく、登山道沿いに点々と、どこまでもシラネアオイが咲いていた。
 シラネアオイが飽きるほど咲く道を歩いたのは初めてだ。

 オオミスミソウ・フクジュソウ・キクザキイチゲ・ツバメオモト・カタクリなど早春の花は、下部ではすでに花がらとなっていた。
 ズダヤクシュはこれから咲こうというところ。

シラネアオイ
シラネアオイ

 標高を上げていくと、アマナ・エゾエンゴサク・ミヤマカタバミ・ナツトウダイ・スミレサイシンなどがところどころに花をつけている。
 キクザキイチゲやカタクリも、上の方ではちょうど見ごろだ。

 盛りを少し過ぎてはいたが、ザゼンソウ・サンカヨウも咲いていた。

 雨がぱらぱら落ちてきたが、本降りにはならず、すぐにやんでくれて助かった。
 カタクリやザゼンソウを見ながら急登少しでアオネバ十字路。

カタクリ満開
顔を出したハンゴンソウ

 フキノトウにはちょっと遅かったが、ハンゴンソウは芽吹いたばかり。
 少しいただきたかったが我慢した。
 風の来ないところで大休止。

 ここからは林道のように広い道を車道へと向かう。
 道沿いではカタクリが満開。
 オオミスミソウが道路ののり面で咲いているのだから、驚いてしまう。

 あとは車道をしばしで、この日の宿のドンデン山荘に戻った。