花の山に遊ぶ
−樋曽山−

【年月日】

2007年3月28日
【同行者】 Uさん
【タイム】

五ヶ峠駐車場(9:20)−MTB−間瀬峠(10:00)−樋曽山(11:44-12:14)
−福井山(13:26-13:45)−五ヶ峠駐車場(14:18)

【地形図】 角田山、弥彦 ルート地図
【関連ページ】 角田山の春

まさに咲かんとする(大きな写真)
これで開花が完成

 さすが平日とあって、五ヶ峠の駐車場に先客はなし。
 どういう事情かわからないが、カラスのようにすさまじい声で泣き叫ぶ猫がいた。
 身支度をして、昨年と同じように、じょんのび館方面へ自転車で下る。

 福井集落で右折してしばし、田んぼや畑の中の道を行く。
 田起こしもまだ始まっていない畦には、ツクシやヒメオドリコソウがたくさん出ており、用水路はゆったりと流れていた。

 橋を渡って樋曽集落。
 ここからゆるい登りで間瀬峠に向かう。
 車道のわきでキクザキイチゲやショウジョウバカマが咲いているのが見えるが、次第に傾斜も出てくるのでひたすらこぎ登ると、下り勾配になってスカイライン入口に着いた。

 雨が朝まで激しく降っていたため、急坂のぬかるみがひどいが、花は多い。
 オオミスミソウはちょうど見ごろ。
 カタクリはまだやや早い。

シロキツネノサカズキ(大きな写真)
キバナノアマナ(大きな写真)

 トキワイカリソウはやっと咲き始め。
 ナガハシスミレ、スミレサイシンは盛りだった。

 ルートはおおむねゆるく登降する。
 キクバオウレンの群落が何ヶ所があって、それはみごとだった。
 キバナアマナ、小さなエンゴサク、ナニワズなど、この山域ならではの花も多い。

 山頂をちょっと過ぎたところで大休止。
 腰を下ろす場所もないのだが、ハイカーが誰も来ないので、道の中で腰を下ろした。

オオミスミソウ(濃紫花)
色とりどり(大きな写真)

 ちょっとした斜面でシロキツネノサカズキの大群生を発見。
 花だけでなく、きのこも見られてとてもラッキーだった。

 福井山周辺には、腰を下ろせる場所も多少あったので、ここでまた小休止。
 オオミスミソウは、花の色に微妙なバリエーションがあるので、いくら見ていても飽きない。

 そこから五ヶ峠まではすぐだった。