斜面いっぱいのオオミスミソウ
−角田山再び−

【年月日】

2005年4月2日
【同行者】 Uさん
【タイム】

桜尾根登山口(7:50)−角田山(9:22-10:16)−湯之腰登山口(11:22)

【地形図】 角田山 ルート地図
【関連ページ】 角田山の春
【他の角田山コース】

浦浜コース・灯台コース
桜尾根コース・湯之腰コース
ほたるの里コース・五ヶ峠コース
稲島コース・五りん口コース
桜尾根コース・立岩口コース
宮前コース・桜尾根コース
小浜コース・桜尾根コース
桜尾根コース・五ヶ峠コース

ケヤキの大木
オオミスミソウ

 湯之腰登山口に自動車をデポして、桜尾根登山口に移動。
 自転車で走る海岸沿いには、よさそうなクロマツ林がある。

 登り始めてしばらくで早くも、オオミスミソウの群落。
 前回より春が進んだせいか、花数が多く、また大きな花が多い。

 ほぼずっとオオミスミソウの花の中を登っていくので、花を見る感動が次第に薄れていく。
 だがしかし、人間は驕ってはいけない。

 浦浜コースのオオミスミソウは白花が多かったが、こちらでは紫系が多い。
 紫系といっても、濃い紫から淡い紫まで、バリエーションは無数だ。

 このコースはカタクリがすばらしいと聞いていたが、残念ながらカタクリはようやくつぼみがほころび始めたばかりで、大きく開花しているのはほとんどなかった。

 ヤマガラやシジュウカラがさえずっている。
 ヤマガラの中には、ヅーヅービーと濁った声で鳴いているのもいる。
 あれは、花粉症のヤマガラなのではなかろうか。

 灯台コースの尾根が右から近づくと山頂は近い。
 キクバオウレン、エンレイソウ、紫色のキクザキイチゲなどが点々と咲いていた。

 前回とほとんど同じ時刻に山頂。
 雪はずいぶん少なくなっていた。
 快晴に近いが、もやがかかっており、佐渡はボンヤリとしか望めなかった。

 小1時間ほどの大休止ののち、湯之腰コースを下山。
 おおむね階段を急降下するのだが、広大な越後の水田地帯が望まれて、日本の風景はほんとにすばらしいと思った。

 こちらには、キクバオウレンやカンアオイが多く、楽しめた。