女乃神茶屋駐車場に車をおき、自転車で八子ヶ峰公園へ。
すずらん峠まで登りなので頑張る。
その後下りだが、最後またゆるい登りになって、八子ヶ峰公園へ。
ネットでルートを確認して上で登り始めたのだが、その情報はガセだったらしく、ゲレンデを登る羽目になった。
確実な登山口があるはずなので、もっとよく調べればよかった。
朝露のついたササや草の中を登ったので、せっかく乾いた登山靴がまた濡れてしまった。
尾根に上がれば、立派に登山道がついていた。
しばらく尾根を行き、ベンチのある展望台で小休止。
目の下に白樺湖。
その向こうの車山あたりは、スキー場でほとんどハゲ山である。
雄大なハゲ山の彼方に、槍ヶ岳。
ベンチのある場所からは見えないが、少し動けば、御嶽山・木曽山脈・穂高連峰などがよく見えた。
東へ向かうと、しばらく樹林帯。
笹についた朝露はまだ乾かないので、靴がさらに濡れる。
樹林帯を抜けると草原で、再び好展望。
鳳凰三山・北岳・駒ヶ岳・仙丈ヶ岳。
蓼科山から北八ツ・南八ヶ岳。
浅間山から湯の丸にかけての山々など。
草原では、マルバダケブキ・コウリンカ・ツリガネニンジン。カワラナデシコなどが咲く。
とはいえ、マルバダケブキ以外の花数は少なく、以前ならたくさん咲いていたはずのマツムシソウは、絶滅したようだった。
無粋なリフト場を越えても草原は続く。
ウラギンヒョウモン・ミヤマモンキチョウ・ミドリヒョウモンなどが飛ぶ。
アルビレオヒュッテは、閉鎖されていた。
廃業したのか、一時的な休業なのか。
冷やしたコーヒーでも、と思っていたが、それは諦めた。
激しい登りがない上、適度な風も吹いていたので、この日の山は快適だった。
もっとも、自宅へ向かえば気温はどんどん上がり、蒸し風呂のようだった。
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