桜平から夏沢鉱泉

【年月日】

2013年8月14日
【同行者】 3人
【タイム】

駐車スペース(10:17)−桜平(11:00)−夏沢鉱泉(11:37-13:25)−駐車スペース(14:38)

【地形図】 蓼科 八ヶ岳西部 ルート地図

 季節柄、桜平の駐車場は満杯だと思っていたのだが、唐沢鉱泉分岐からのラフロードがきつかったので、かなり手前で車を降りることにした。
 林道歩きがやや長いとはいえ、道ばたに咲く花を見ながら歩くこともできるから、さほど苦でもなかった。

ウツボグサ(大きな写真)

ミヤマモジズリ(大きな写真)

 桜平への道路は、部分的な簡易舗装が断続的に現われるから、車高が高くしっかりした自動車なら問題なく走れると思うが、30万キロ近く走ったFFのフィールダーには、ちと厳しい。
 ちょっとした駐車スペースには、同じような事情なのか、何台もの車がとまっていた。

 標高1750メートルを越えているとはいえ、そこそこ暑いので、日陰を選びながら歩く。

イブキジャコウソウ(大きな写真)

リンネソウ花盛り(大きな写真)

 ミヤマモジズリ。
 以前は、奥秩父の林道はたにも、ごく普通に咲いていたが、近ごろはほとんど見なくなった。

 イブキジャコウソウは、こんな低地にも咲くのだろうか。

ハナイカリ(大きな写真)

キバナノヤマオダマキ(大きな写真)

 ハナイカリ・キバナノヤマオダマキ・ウツボグサ・シナノオトギリ・シロバナノヘビイチゴなども、点々と咲く。
 歩き始めはヒノキの植林地だったが、自動車の溢れかえった桜平を過ぎれば、北八ツらしい針葉樹林になる。
 とてもいい感じだ。

苔むす森(大きな写真)

夏沢鉱泉(大きな写真)

 桜平から夏沢鉱泉まで約30分。

 建物わきのあずまやで腹ごしらえしてから、日帰り入浴を申し込むと、とても鄭重に案内してくれた。

 薪で焚いたお湯は、かき混ぜてややぬるいくらいだった。
 湯の花とゴミが混ざった半透明のお湯で、なかなか効きそうだった。

 お湯に入ると歩くのが億劫になるが、道ばたで実っていたマタタビを、いくらか摘んで帰った。