ミドリ池できのこ勉強会
【年月日】 |
2010年9月11〜12日 |
【同行者】 |
全部で6人 |
【タイム】 |
9/11 唐沢橋(9:11)−ミドリ池(11:19 幕営)
9/12 ミドリ池−(タイム取らず)−唐沢橋
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【地形図】 |
松原湖、蓼科 ルート地図
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1日目
唐沢橋に駐車スペースがあることはわかっていたが、バス停ができたことは知らなかった。
稲子湯への道も、集落の中でなく、リエックスゴルフ場のほうから回っていけば、広くて走りやすくなっていた。
3週続けて幕営装備を背負っているのだが、大量の食糧と炊事用具が入っているので、今回が一番重い。
とはいえ、コースは平坦で短いので、さほどのことではなかった。
しばらくは、カラマツ林の中に続く森林軌道あとをいく。
ところどころにレールがまだ残っている。
登山道は軌道を行ったり、ショートカットしたりしながら、ゆるやかに登っていく。
ハナイグチがたまに見つかるものの、その数はずいぶん少ない。
それ以外のきのこの姿もほとんどなかった。
約2時間歩いて、ミドリ池。
設営してから、池周辺の平坦地を散策する。
きのこの種類は少なくないのだが、ショウゲンジをはじめとする可食きのこがあまりたくさん見つからなかった。
この日に見たきのこは、モリノカレバタケ、ホテイシメジ、オオキツネタケ、キツネノチャブクロ、ヌメリイグチ、オオホウライタケ、クサハツ、カワリハツ、キサマツモドキ、サマツモドキ、ヤマイグチ、キンチャヤマイグチ、ハナガサタケ、ショウゲンジ、アイシメジ、ミネシメジ、ネズミシメジ、チシオタケ、ニオイワチチタケ、カラマツチチタケ、オオウスムラサキフウセンタケ、ドクツルタケ、コゲエノヘラタケなど。
その中で、ツバフウセンタケだけはかなりたくさん出ていた。
きのこのない森を歩き回るのに飽きてきたので、テント場に戻って晩ご飯の支度。
夜は、ツバフウセンタケのパスタとその他のきのこの汁にした。
ツバフウセンタケを食べるのは初めてだったが、加熱すると黒くなってしまったが、歯ごたえはよく、まずまずおいしいきのこと言えた。
パスタを作っている途中から飲み始め、食べ終わるころにはすでに宴たけなわとなり、いつの間にかテントに入って寝てしまった。
ツバフウセンタケのパスタ(大きな写真)
| コメツガ・シラビソとダケカンバの森
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2日目
硫黄岳からガスが下りてきているのはわかっていたが、夜半にはかなり強い風が吹いた。
朝になり、外に出てみると、ガスが垂れ込めて、まもなく降り始めそうな雲行きだった。
朝は、昨日の残り汁を使った煮込みうどんにした。
撤収が終わったころあいを見計らったように、雨が降り出した。
ハナイカリ咲く
| カラマツ林と林道
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合羽を着て下山にかかったが、雨はすぐにやんでしまった。
きのこを探しながら下ったが、前日と似たような状況だった。
チョウセンゴミシやヤマブドウを摘みに寄り道しながら、秩父に戻った。
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