夏のミドリ池

【年月日】

2004年8月8日
【同行者】 Uさん
【タイム】

稲子湯(7:25)−ミドリ池(9:40-12:20)−稲子湯(13:32)

【地形図】 松原湖<

カラマツ林の登り

キンチャヤマイグチ

 新しく買った登山靴の慣らしをかねて、ミドリ池へ。
 八ヶ岳は、近いので助かる。

 林道を何度か渡るところまでだけでヤマイグチ、サクラタケ、ハナガサタケ、アマタケ、ニオイコベニタケ、クサハツ、カラマツベニハナイグチ、オシロイシメジと、きのこがたいへんにぎやかだった。

 一方、花はもともとあまり多くない山域だけに、センジュガンピやカニコウモリが咲いている程度だった。
 ゴゼンタチバナやツバメオモトは実になっていた。

 軌道あとはカラマツ林。
 ベニタケ科のきのこがいくつか出ていたが、イグチ類はまだのようだった。

 それでも、ハナガサタケ、アシグロタケ、ニカワホウキタケ、オオチャワンタケなどがちらほら。
 サナギタケが見られたのは、ラッキーだった。

 小沢を渡るとシラビソ・コメツガの樹林帯。
 オオキヌハダトマヤタケ、クサハツ、ウスタケ、アンズタケなどが目についたが、なんといってもベニタケ科の同定不能のきのこが至るところに出ていて、悔しい思いをした。

 ミドリ池で大休止。
 ゆっくり休んで、周囲を散策。

 本沢方面に少し行ったところで、シラビソの若木を数人で伐採していた。
 どうも間伐をしているらしいが、そんな必要があるのか疑問だった。
 仮に間伐した方がよいにせよ、ここは林業を行うところではない。
 小屋の燃料確保のために伐っているのだろうか。

 いつもながら、きのこの多いところだ。
 ベニタケ科の同定できない各種きのこに加えて、クサイロハツ、ショウゲンジ、ツバアブラシメジ、ヤマイグチ、キンチャヤマイグチ、ウラベニイロガワリに似たキノコ、カワリハツなどが出ていた。

 きのこを探しているときりがなく、迷子になりそうだったので、いい加減に切り上げて下山した。

 稲子湯でゆっくり汗を流しても、明るいあいだに家に帰れた。