秋の北八ツ宴会山行

【年月日】

1993年9月23〜24日
【同行者】 多数
【タイム】

白駒池−高見石−中山峠−ニュウ−白駒池

【地形図】 蓼科

 勤務先の労組仲間と北八ツで宴会山行。

 友人と千曲川と板橋川で竿を出したが、たいして釣れないのですぐに北八ツへ。
 天気もよくなかったのでその日は、渋川温泉にフロに行っただけで、深夜まで宴会で暮れた。

 翌日は曇ながらまずまずの天候。
 山小屋のまわりはカラマツ林だったのですこし歩いてみるとハナイグチ、キノボリイグチ、シロヌメリイグチなどが出ていた。
 山のきのこを使った朝食を食べてると何となく宴会モード。
 山に向かったのは結局10時だった。

 白駒池の有料駐車場から高見石に向かってにぎやかに登りだす。
 はじめはコメツガの森、やがてシラビソの森となるが。きのこは少ない。各参加者はきのこを見つけるたびに私と友人に「このきのこはなんというのか」「食べられるのか」と尋ねるのだが、ほとんどわれわれの知らないきのこばかりだった。

 はじめに見つかった可食きのこはスギヒラタケだった。
 スギヒラタケはシラビソの樹林帯のなかでも倒木にときどき出ていた。
 あとは、ニカワハリタケ、キクラゲ、ツバアブラシメジなど。

 高見石の小ピークで小休止。
 下からガスが湧いてきたが北横岳、蓼科山などはよく見えた。
 ここから中山までの登りは少々長い。
 左右にスギヒラタケを探しながら登りる。

 中山展望台までくると一気に北アルプス、中央アルプスの大展望が開けた。
 ここで大休止。
 風が吹きつけると寒いので石の間に入りこんで性懲りもなく宴会モード。

 中山峠に下ったのち、ニュウへ向かう。
 ニュウはいつ来ても静かで、いいところだが、この日は同行者がにぎやかなことこの上ない。

 白駒池への道にはナラタケやショウゲンジもぽつんぽつんと出ていた。