戦跡を行く
−賤ヶ岳−

【年月日】

2023年7月26日
【同行者】 単独
【タイム】

江土駐車場(13:00)−MTB−余呉湖荘跡(13:17)−賤ヶ岳(13:59-14:09)
−大岩山(14:54-14:57)−岩崎山(15:18)−江土駐車場(15:27)

【地形図】 木之本 竹生島 ルート地図 (マウスホイールで拡大・縮小 青線は自転車走行)

 江土集落にある観光駐車場から、自転車で余呉湖荘跡へ。
 ひどく暑い。

オニタケ
柴田勝家

 時刻は13時過ぎだから、時間は十分。
 スギ林の中の整備された道を登る。

 飯浦越まで登れば賤ヶ岳までもう少しかと思っていたが、そうでもなかった。
 けっこう新鮮なオニタケが出ていた。

 山頂は公園になっており、ベンチやあずま屋が完備。
 北に余呉湖、南に琵琶湖が見えて、いい風が吹き抜ける。
 砦としては、かなり重要な位置にある。

 疲れ果て、落胆した柴田勝家像にはインパクトがあった。
 ただし、ここで戦ったのは佐久間盛政らであって勝家はここに来ていない。

余呉湖
琵琶湖と竹生島

 ひと息入れて、余呉湖東岸の尾根へ。

 登り下りはあるが、基本的には下っていく。
 植林が多いものの、照葉樹の雑木林もある。
 コナラが枯れているのはナラ枯れ病のためだろう。

 しばらく行って、大岩山砦。
 中川清秀がここの守将だったが、佐久間盛政に攻められて討ち死にした。

 さらに北下して、岩崎山砦。
 やはり佐久間盛政に攻められた高山右近が敗走したところだ。
 記録を見ると、この時代の砦は、かなり臨時的・応急的に作られているらしく、規模はそれなりだが、さほどていねいに作られている感じがしない。

 車をデポした江土まで、あと少しだった。