阿星山できのこ狩り
【年月日】 |
1998年1月2日 |
【同行者】 |
2人 |
【タイム】 |
東坂(10:05)−常楽寺(10:32)−長寿寺(11:00)−
登山道入口(12:00)−あじさいの丘(12:15)−阿星山
(12:50)−東坂(3:30)
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【地形図】 |
三雲
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常楽寺
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東坂付近に自動車をおいて、まずは車道を麻田へ。
工業団地の前から石部高校を見て過ぎると、常楽寺の看板が目に入る。
前方に目をやると、美しい三重の塔。
檜皮葺きの本堂と塔は室町時代の建築で、国宝。
なんともいえぬ美しい建物だ。
先もあることなので、あまりゆっくりせずに車道を東に向かう。
今度は、やはり美しい古刹、長寿寺。
長寿寺
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境内にある白山神社の拝殿と本堂が重文だが、常楽寺の建物にひけはとらない。
これだけの名刹なのに、地元の家族連れがときおりお参りに来るくらいで、俗っぽさがちっともないのがうれしい。
阿星山ハイキングコース入口まで2.7kmという道標があるが、車道歩きを嫌って小沢沿いの廃林道へ。
いくつもの枝道をわけるが、道標がないので、なんとはなし、見当をつけながら進む。
いったん車道に出てふたたび廃れた踏みあとに突入。
スギが植えられているが、アオキ、サカキ、ヒイラギ、カシ類が混生していて、雰囲気は悪くない。
しばしのヤブこぎで登山道入口手前の車道。
ようやくちゃんとした登山道だが、階段道がはてしなく続く。
道の両脇には、サツキ、アジサイ、アベリア、ドウダンツツジ、ユキヤナギなどが植えられているので、自然度が低い。
なぜ、こういうことをするのだろう。
あじさいの丘という看板のあるあずまやで大休止。
北からの風も弱いので、暖かい。
さらに階段道を登って、阿星山山頂だが、巨大電波塔があるので長居は無用だ。
展望のよい北東への尾根を下るとまもなく林道。
前方に三上山がよく目立つ。
車道を避けているうちに、観音寺集落への道を失い、西寺への破線路に入ってしまった。
沢沿いにはフユイチゴがすずなり。
常楽寺裏のヤブを抜けて、東坂に向かうと、紫色のツルリンドウの実が美しく光っていた。
山頂付近の切り株には、野生のエノキタケやクロハナビラニカワタケが出ていた。
冬にきのこ狩りができるのは、関西の低山ならではだ。
フユイチゴのジャムも作ったが、親戚の子どもにあげてしまった。
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